昨日、仕事の昼休みに仕事先の施設内の森を散歩。森の中にある無数の切り株(殆どの切り株は立ち枯れしたアカマツを伐採したもの)のひとつで樹皮の後ろにこの甲虫を発見。

名前は、クチキムシ(朽木虫)。ナミクチキムシの名でも呼ばれているかもしれない。
オオクチキムシ(ホンドクロオオクチキムシ)と迷ったが、オオクチキムシの方は、後脚がもっとずっと長い気がする。後脚の腿節が尾端に届くぐらいの長さがあるように見受けられる。
Enjoy a small world of nature in our neighborhood!
昨日、仕事の昼休みに仕事先の施設内の森を散歩。森の中にある無数の切り株(殆どの切り株は立ち枯れしたアカマツを伐採したもの)のひとつで樹皮の後ろにこの甲虫を発見。
名前は、クチキムシ(朽木虫)。ナミクチキムシの名でも呼ばれているかもしれない。
オオクチキムシ(ホンドクロオオクチキムシ)と迷ったが、オオクチキムシの方は、後脚がもっとずっと長い気がする。後脚の腿節が尾端に届くぐらいの長さがあるように見受けられる。
この植物というか樹木は、私が暮らす地域ではよく見かける樹木である。近隣の雑木林の中で樹高15メートルぐらいの大木へと成長したウワミズザクラによく出逢う。また、辺りを見渡せば、中小様々なサイズのウワミズザクラの苗木が芽生えている事に気がつく筈である。
この原因は、実が美味しいのか鳥達の餌として食べられ、やがて糞として各地に拡散される結果、あちらこちらで芽生えている気もするのだが、どうなのであろうか?同じような繁殖拡大のスタイルを取っている身近な樹木に、エノキとムクノキなんかもある気がするが、どうなのであろうか?
ちなみに、似た種にイヌザクラという樹木もあるのだが、上の写真の実の形状からウワミズザクラであろうとの結論に至れる。と言うのは、イヌザクラの実は、もっと丸に近い球形であり、実の付け根に萼片と呼ばれるヘタが残っているとの事である。写真のものはどうであるかというと、球ではなくポチッとした突起も見て取れるし、実に萼片らしき物も見当たらない。ゆえに、上の写真の樹木は、ウワミズザクラであると思う。
このウワミズザクラ、5月頃にまるで試験管を洗うのにピッタリのような白いブラシ状の花序を伸ばした花姿がを目立たせ、遠くからもウワミズザクラの存在を、私達に知らしめてくれる。
ただ、私が、一番ウワミズザクラに魅力を感じる季節は、何と言っても紅葉の時期である。他の木々が、赤や黄色やオレンジに染まる中、ウワミズザクラは、なんとも言えない淡いクリーム色に葉の色を変える。そして、葉や場所のムラなく、すべての葉が、この淡い柔らかなクリーム色一色に変わる気がする。
毎年、ウワズミザクラの紅葉には、見惚れさせられてしまう自分が居る。
少し古い写真を整理していたら、丁度花が咲いている頃合いを写した樹木の写真が目に付いたので投稿してみる。撮影年月日は、昨年の8月3日となっている。
私の率直な感想……この時、花が咲いていたから、クサギという種類に行き着いたが、葉だけの時期だと、キリの仲間とか、葉の大きいアカメガシワとか言ってしまいそうで、種の断定に自信が持てなかったと思う。
ただ、これには理由があって、私は、これまで、クサギにそれほど出会って来ていないのか、クサギのサンプルみたいなものが頭の中に組み込まれてない事によるのかもしれない。実際、クサギの花が咲く真夏の季節にも、仕事がら多くの土地を車で通っているはずで、車窓に広がる四季の移り変わりを自然と実感できるのだが、花が満開に咲き誇るクサギを目にした覚えがない。もちろん、気が付いてないだけかもしれないが……私の暮らす近辺には身近に、そんなに生息していないような気もしてしまう。
最後に、クサギという名前の由来は、葉を揉むと嫌な臭いがする事からきているという事だが、どんな臭いがするのか、今度クサギに出会った時には、自分の鼻で感じてみたく思う。