キゴシジガバチ

最近、近隣で、この腰の細さが人目を引くハチを見かけた。

一見で、初めて見るハチと分かったので、なんとか写真に撮ろうと近付くが、葉から葉へと直ぐに移動し、決っして落ち着いて写真が撮れるだけの時間、静止してはくれなかった。

まぁ、なんとか追いかけ回して撮った一枚が以下のものである。

大きさは、体長2センチぐらい。これだけ特徴的な細い腰をしているなら、直ぐに種名にも辿り着けそうと考えたが、案の定、簡単に種が判明した。

名前は、キゴシジガバチ。ホソ(細)は入っていないものの、キゴシ(黄腰)が特徴を言い当てている。

葉から葉へと移動を繰り返していた理由は、おそらく幼虫の餌にするクモを探していたものと推測する。捕まえたクモは、雨に濡れないような場所の壁に垂直に泥を盛り付ける形で作った巣に持ち込み貯めて、幼虫達の餌にするとの事である。

1950年代に持ち込まれたアメリカジガバチと競合する形で生息場所を奪われたのか、関西方面の都道県では、都道府県独自のレッドデータで、絶滅危惧種Ⅰ類〜準絶滅危惧種まで指定している都道府県が多い。

ちなみに、自分も巣穴作りに使う泥があり、餌にするクモも多く棲息するような水田地帯を散歩する事は、普通の人より多いと思うが、初めて出会ったハチである。

腰の細さがとても印象に残るハチである。

オオクロセダカカスミカメ

数日前に我家の外灯下に来ていたカメムシの仲間である。

大きさは、とても小さく5ミリ無かったのではと思う。この手の小さなカスミカメの仲間は複数で飛来しているケースがよくあるが、この日、このカスミカメは1匹しか見かけなかった気がする。

さて、種名は、オオクロセダカカスミカメではないかと思う。類似種にヒメセダカカスミカメという種がいるとの事だが、そちらは、本種より更に小さいとの事である。流石に、その3,5ミリぐらいのサイズだと、小さ過ぎて観察しようとの気も起きない。

このオオクロセダカカスミカメと思しき小さなカスミカメを肉眼で観察した際に、上翅の後端の絶壁感と上翅の中央に向けて緩く尖り盛り上がっているのは、特徴として感じる事が出来た。この辺の特徴が、種名のセダカ(背高)で言い表したかった事なのかなと思う。

カンキツヒメヨコバイ

我家の外灯下には、ヨコバイの仲間は、幾つもの種類が立ち替わり入れ替わり訪れるが、何せ、その小さなサイズから、写真のピントを合わせる大変さも相まって、種を特定してみようとの気がなかなか起きない。

しかし、先ほど、一種、チャレンジしてみた。すると、思った以上にアッサリと種名に行き着いたと感じる。

写真は、本年6月2日に自宅外灯下で撮られたものである。この頃に、我家の外灯下に毎晩かなりの数が押し寄せて来ていた記憶がある。

サイズは、正直思い出せないのだが、体長6ミリぐらいだったのではと思う。

種名に柑橘と付いているが、秋には成虫が柑橘類の害虫となり、春には大豆などの豆科植物を幼虫が吸汁するとの事である。

今年は、我家の外灯下に、ヨコバイの仲間が複数沢山来ているような気がする。