ホシササキリ

数日前に近隣で見かけて写真に撮っていたバッタの仲間である。

最近は、バッタの仲間は見かけても写真にも撮らなかったが、このバッタは、写真に撮っておこうとの気にさせるバッタであった。

その理由は、そのサイズというか小ささであった。この手のバッタにしては、小型に感じたからであった。頭の先から翅端まで25ミリぐらいだったと思う。

このバッタがアスファルトの上に居た理由は、少し前に隣接する芝をベースにした草原の草が綺麗に刈られて、身を隠す場所を失ってしまったからと思われる。草刈りのお陰で、私はこのバッタと遭遇するチャンスを得たが、このバッタにしてみてはとんだ災難だったと思われる。

さて、凄く小さくて上の写真のような形態で、明るい草原に棲んでいるといった条件を考慮に入れると、ホシササキリという種が浮上してきた。

ホシササキリのホシの部分は、翅の基部下方に星というか小点が横に並び連なっているからである。段々紋様に見えるとの紹介記事もあった。上の写真を見てみると確かに、そんな感じの物が見て取れるような気はする。

ホシササキリ……今回の場所は、ほぼ毎日滞在する場所であるが、存在に気が付けなかったバッタの仲間であった。

ニッコウキエダシャク  成虫

昨晩、家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

日に日に寒くなり、昆虫達の活動も緩くなり、家の外灯に集まる昆虫達もめっきり減ったが、この時期にだけ出現する蛾もいるようで、以下の蛾もその一つである。

名前は、ニッコウキエダシャク。10月〜11月に現れる蛾とのことである。

幼虫の食草は、サワフタギ。サワフタギは、家の近所の雑木林には生えているのを知っている。

大きさは、開帳で3センチぐらいだった。

ウスチャヤガ 成虫

最近、家の外灯下に集まる蛾は、めっきり減った。が、しかし、この晩秋の10月から11月にかけて現れる蛾も存在することを知った。

今晩見つけたこの蛾も晩秋に出現する蛾である。

名前は、ウスチャヤガ。大きさは、開帳サイズで、50ミリ弱ぐらいの大きめの蛾である。

幼虫の食草は知られていないと書いている方が殆どだが、タデ科のイタドリやギシギシと紹介している方も居た。

ギシギシもイタドリも少し歩けば、結構生えているのではないだろうか。