ウスモンマルバシマメイガ 成虫

我家の外灯下でのレギュラーと言っても蛾の名前が判明した(?)ので、投稿することにする。

実際のところ、この蛾は、暖かい時期には、しばしば見ることが出来る蛾である。

2020年10月11日撮影

大きさに関しては特徴があって、同じようなシルエットで同じように静止するノメイガ亜科の蛾達より、明らかに一回り小さい印象の蛾である。

名前は、ウスモンマルバシマメイガ。

幼虫の食草は知られていないとの事であるが、我が家のレギュラーである事を考えると、枯葉辺りなのかなとも推測する。

チャバネヒメカゲロウ?

寒くなり、めっきり昆虫の数も減り、観察が遠のいていたが、一昨日の月曜日に、久しぶりに家の外灯下に集まる昆虫達を見に行ったら、このとても小さなカゲロウの仲間と思しき昆虫も目に止まった。

大きさは、体長で1センチ無かったと思う。カゲロウの仲間では、かなり小さめだと感じていた。

そして、茶色っぽい体色とその小型のサイズを考慮に入れた時、ヒメカゲロウ科という科に行き着いた。ヒメカゲロウ科には、ざっと9種類の仲間が存在するとのネット上の情報を元に調べたところ、チャバネヒメカゲロウという種が一番似ている気がするとの結論に至った。

このチャバネヒメカゲロウも、幼虫は、アブラムシの類を食べてくれる益虫である。

さて、このカゲロウの仲間のうちクサカゲロウ達の卵は、独特の形状(優曇華-ウドンゲと呼ばれる)をして葉裏や屋外の建物の天井部分にぶら下がっているのはよく見かける。少なくとも、私の家では、昆虫の写真を撮ってる時には気が付かないが、写真を見返していて、その同じ写真にカゲロウ類の仲間の卵が偶然に写っているのに気がつく事が時々ある。

ウラギンシジミ 成虫

昨日、自分の中での初認識の蝶と出会った。

翅を広げて止まっている姿を見た時に、直ぐに初めて見る蝶だと分かった。

直ぐにウラギンシジミという一般種である事が分かった。

大きさは、前翅長で19〜27ミリの蝶とのことだが、シジミチョウの仲間としては、大きいのではと感じた。近くにベニシジミというこれまたシジミチョウの仲間としては大きい方の蝶が沢山いたが、このウラギンシジミは、それらのベニシジミより全然大きい印象であった。

ウラギンシジミは、南方系の蝶で、ありきたりの蝶との事だが、少なくとも、私は近隣でこの蝶に沢山出会える気はしない。沢山出会っていたら、他のシジミチョウのように、既にこの蝶の存在に気がついているはずである。

また、年2化との事だが、ネット上で秋にしか見ないとの文章を書かれていた方が居たが、私も、初認識したこの蝶の存在に春には気が付けなかった。

ただ、最近、翅を閉じて止まった時に、ムラサキシジミのようなシルエットの蝶が飛んでいるのは視界に入る事があった。ただムラサキシジミよりは、微妙に大きく、翅の裏の色もメリハリが無く薄く単色に近いなぁとは感じていた。

これが、まさにウラギンシジミだったのであろうが、この翅裏の薄グレー色の特徴から、ウラギンシジミ(裏銀シジミ)の名前は付けられてると思われる。

幼虫の食草は、クズ等のマメ科植物とのことである。今回の遭遇場所も、まさにクズが繁茂していた。

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2021年7月29日追記

数日前に我家の庭にも来ていた。

近隣では、あんまり見かけない蝶ではあるが、伸び過ぎてしまったクズに固執している瞬間を写真に撮った。きっと、産卵のために来ていたのかなと推測する。