アカモンドクガ  幼虫

最近、近隣の里山で見かけて写真に撮っていた。

直ぐに、ドクガの幼虫である事は分かったが、大きな特徴は、触角のように見える前へ飛び出た黒い毛束だと思う。

この辺を加味すると、アカモンドクガの幼虫と同定したが、どうなのであろう。

アカモンドクガの幼虫の食草は、幅広く結構色々食べれるようである。写真の個体が乗っている葉もクズの葉である。

年2化であり、今の時期に見れた幼虫は、きっと幼虫のまま冬を越すのかなと考えられる。

この写真の個体の大きさは、3,5センチぐらいであった。長さ的には、この幼虫のマックス・サイズに近づいていると思われる。

ミツボシキバガ 成虫

先週の日曜日の晩に、家の外灯下に来ていた蛾である。

大きさは、前翅長で1センチ行かないぐらいだったと思う。結構、ハッキリした黒点が写っているので、種名には辿り着きやすかった。

名前は、ミツボシキバガ。ミツボシキバガの名前の由来である、真ん中列の黒点が3つ見えていないが、ミツボシキバガなのではと考えたい。

理由のひとつは、幼虫の出現時期のデータで、ミツボシキバガは、7月〜9月となっているが、類似種のウスヅマスジキバガは、6月/7月となっているデーたが目に止まった。

あとは、幼虫の食草が枯葉というのも、根拠の一つである。我家の外灯下には、枯葉育ちの蛾は、かなりの数の種が集まってくる。近似種のウスヅマスジキバガの幼虫の食草のアラカシやコナラよりは、条件が揃っているかなと感じた。

今後、真ん中列の黒点が3つ見える典型的なミツボシキバガの写真が、我家の外灯下で撮れることを期待しておく。

ナガサキヒメシャク 成虫

昨晩、家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、開張で2センチちょっといったところではなかっただろうか。この小さめのシャクガの印象は縦にも幅がある(要は高さがある)といったところである。

この特徴や外観の雰囲気を照合すると、自分の中では、ナガサキヒメシャクと言う種が臭いと思った。

幼虫の食草は、ウリ科の植物との事である。自然下でも畑でも、我家の周りには、ウリ科の植物は沢山あると思われるが果たして、何を食べて成長してきたのであろうか。

ところで、このナガサキヒメシャクのナガサキの意味も気になった。ナガサキアゲハという蝶もいるし、そのうち調べてみようと思う。