キスジホソマダラ 成虫

本日、昼休憩中に写真に撮った。

どうしてもピントを合わせる事が出来なかったが、初めて見た種類だったので投稿してみる。

最初のうちは、ケバエの仲間か蛾の仲間か分からなかったが、現場でも蛾の仲間かなとの結論には至っていた。

帰宅後に調べたところ、マダラガ科のキスジホソマダラという種類と分かった。

幼虫の食草は、ササとの事であるが、偶然に止まっているのもササの葉の気がする。

それにしても、あまりにピンボケな写真なので、良い写真が撮り直せたら、差し替えようと思う。

再度、出会えると良いのだが……。

アヤヘリハネナガウンカ

数日前に家の外灯周りに、この得体の知れない昆虫が止まっていた。

背景の白い壁に影が映ってしまって見にくいが、大きさはどれぐらいだったんだろう。

凄く小さくはなかった印象だが、数日前の記憶を呼び戻せない。という事で、同じ種の他の方々の紹介記事達のサイズを参考にさせて貰うと、身体の部分が5ミリぐらいで、翅は片側で15ミリぐらいあるとの事である。要するに、横に3センチぐらいの昆虫なのである。

種名の紹介が遅れたが、名前はアヤヘリハネナガウンカというようである。

身体と翅のバランス、それにシルエットが、コウモリのミニチュア版みたいに私には感じられた。

また、種名以外で、あまり紹介出来そうな習性や生態は見つけれなかった。

ただ生態以上に、個人的に興味惹かれる事実に行き着いたので、紹介しようと思うが、このアヤヘリハネナガウンカは、埼玉県、東京都、富山県、島根県が準絶滅危惧種に指定している。雑木林の現象が、個体数の減少の原因と考えられているようである。

私の家の周りも、最近大きな開発があり、森林伐採があった。アヤヘリハネナガウンカに出会えた事を、幸せに感じる。

ところで、話変わるが、このアヤヘリハネナガウンカを調べていて、アカハネナガウンカという種の写真を多数目にすることになった。私が、少し前にシマバエの一種として投稿している昆虫は、そのアカハネナガウンカの可能性が大きいと思った。(笑)

投稿のタイトル他の訂正をしなければなと思う。

イチモンジチョウ 成虫

本日、仕事が多忙であったが、寸暇を惜しんで昼休憩していると、車外の少し離れた所に、明らかに見たことのない中型の蝶が止まっているのが視界に入った。

葉っぱの乾燥した部分が蝶のように見えているかもしれないと思いながら、半信半疑で近づいてみると、確かに生きた蝶であった。慎重にスマホを近づけ、写真に撮ってみた。

実際のところ、この写真は、この蝶の横からの特徴を捉え切れていないのが残念である。現場での目視では、胴体の色である水色系乳白色と、それに垂直になるように翅裏に延びる同じ色合いのラインが、とても新鮮な見たことのない紋様の蝶であった。

帰宅後に調べたところ、タテハチョウ亜科のイチモンジチョウという種類であることが分かった。

以下にもう一枚、写真を投稿しておく。

一瞬、前翅中室に白い班がうっすらと見えて、少し珍しいアサマイチモンジという種類かとも思いたかったが、他の幾つかの相違点も加味すると、上の写真の個体は、イチモンジチョウだと思う。

さて、幼虫の食草を調べたところ、スイカズラ科のスイカズラが一番に紹介されていた。

確かに、この個体のすぐ側には、スイカズラが所々に生えている場所なのを知っている。まさに、ドンピシャなのである。

我が家の庭にも、自然に生えてきたスイカズラが有り、株元が混み入った所にある為、なかなか根から引き抜けないでいるが、こんな蝶の幼虫の食草になるのであるなら、スイカズラも捨てがたい(花もそれなりに楽しめるし、花に良い感じの微香があった気がする)なと思うようになった。

ただ、スイカズラには、中大型のオビガという蛾の幼虫も集まる。そして、このオビガの幼虫というのが、まさしく人間のイメージの中での毒毛虫そのものの出で立ちなのである。我が家の庭に、そのオビガの幼虫が居たら、まさに悲鳴の連続になるに違いない。

そんなオビガの幼虫の誤解を解くために、今年は、勇気を持って、手乗りオビガの幼虫に数回チャレンジしている。

そんな初手乗りオビガ幼虫を試した場所が、本日のイチモンジチョウとの遭遇スポットであった。