カラムシカザリバ 成虫 Cosmopterix zieglerella (Hübner, [1810])

最近、近隣で、この蛾の写真を撮っていた。

大きさは、体長7ミリぐらいで、とても小さな蛾である。

所謂、キバガの仲間(上の写真の個体も、よく見ると釣り針みたいに反り返った牙が見える)で、カザリバガ科の蛾なんだろうとの予測はしたが、種名未定の種も多い科である。

果たして、種名に辿り着けるのかと思いながら、調べ始めた。案の定、微妙に少しづつ違う紋様パターンで、種名未定の種が沢山居た。

そんな中で、カラムシカザリバという上の写真の個体に似ている種を発見。こうして、この投稿のタイトルは、カラムシカザリバとさせてもらった。

実際のところ、この日、この場所を訪れた目的は、カラムシに集まる虫(ラミーカミキリは確実にいるであろう)でも見に行くかというものだったので、そういう点では、繋がっている。ちなみに、この蛾は、クズの葉をめくったら、居た感じである。その場所には、他には、カナムグラも繁茂しており、所々に、ヨツスジヒメシンクイなんかも見ることが出来た。

さて、この蛾の幼虫は、カラムシやカナムグラなんかを食べるらしい。

ちなみに、この蛾は、ヨーロッパに多く生息している蛾のようである。ただ、ヨーロッパでは、何を食べているのかは、分からなかった。

ギンスジトガリホソガ 成虫

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。複数来ていたし、記憶の中では、初めて出会っった種の気がする。

大きさは、体長で7ミリぐらいだったと思う。肉眼では、殆ど細部までは分からず、黒地に白(銀?)色のラインが入っている細い蛾ぐらいしか分からなかった。

種名は、ギンスジトガリホソガなのではと思う。ちなみに、類似種にクロギンスジトガリホソガという種も居るらしいが、ネット上の写真を照合する限り、ギンスジトガリホソガと紹介されている蛾に近い気がした。

幼虫の食草は、知られていないとのことである。

ただ、我家の外灯下に多数来ている事を思うと、我家の敷地にある何かを食べて育ち上がってきているんだと思う。

オオツマキトガリホソガ

少し日が経ったが、6月9日に我家の外灯下に来ていた蛾の名前が判明したので投稿してみる。

大きさは、凄く小さかったのを覚えている。体長6ミリぐらいだったと思う。

種名の方は、カザリバガ科のオオツマキトガリホソガかなと思う。

幼虫の食草は、ちょっと菌に侵された樹皮や枯枝との事である。