先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、前翅長で11ミリ。
種名は、フタキボシアツバ。危うくシロホシクロアツバとして投稿するところであったが、直前でフタキボシアツバというヤガ科シタバガ亜科(?)に属するフタキボシアツバの存在を知った。
シロホシクロアツバが属するクルマアツバ科の下唇髭にしては長いと思い、腑に落ちなかったのだが、アツバ亜科にも該当種を見つけれないでいた。アツバと名に付く蛾は、他の亜科にもいるとは……。
幼虫は、苔を食べるらしい。
Enjoy a small world of nature in our neighborhood!
先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。
大きさは、前翅長で11ミリ。
種名は、フタキボシアツバ。危うくシロホシクロアツバとして投稿するところであったが、直前でフタキボシアツバというヤガ科シタバガ亜科(?)に属するフタキボシアツバの存在を知った。
シロホシクロアツバが属するクルマアツバ科の下唇髭にしては長いと思い、腑に落ちなかったのだが、アツバ亜科にも該当種を見つけれないでいた。アツバと名に付く蛾は、他の亜科にもいるとは……。
幼虫は、苔を食べるらしい。
昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。
一瞬で、大きい方だなと感じたが、実際の前翅長は2センチぐらい。ふっくらこんもりした体型が、この蛾の大きさを助長させている。
我家の外灯下では、最近数回ほど、ウスベリケンモンというやはりふっくらした蛾に出会っていた事もあり、ヤガ科のケンモンヤガ亜科辺りから探し始めるが、妥当な種を見つけれず、少し途方に暮れている時に、頭部から肩部にかけてが特徴的だった事に着目してみる事にした。
横から見た翅のシルエットと、フサフサの毛が付いた前脚を前方に伸ばして止まっている姿から、「そうか」と閃き、シャチホコガ科を当たると、フタジマネグロシャチホコとオオネグロシャチホコという2種が候補に上がった。
紋様的にもフタジマネグロシャチホコが臭いかなと思ったが、2種の食草の違いも種の特定の考慮に入れた。フタジマネグロシャチホコの幼虫の食草はサワフタギ……一方で、オオネグロシャチホコの幼虫の食草は、ヒメシャラやナツツバキ。
ヒメシャラやナツツバキは、一昔前の庭木人気で、近所の住宅に植わっていることはあっても、私が暮らすような平地の自然下には存在しないぞと思った。逆に、サワフタギは、標高20-30メートルぐらいの低地の雑木林から、少し離れた山の標高400メートルぐらいまで結構お目に掛かれる落葉低木である。(標高200-300メートルぐらいに沢山ある気がして、当然ホタルガ達の楽園になっている。)
こうなって来ると、上の写真の個体は、フタジマネグロシャチホコかなと考える。
ちなみに、ネット上で、投稿の中に灯に遅い時間帯に飛来する種との記事がを見つけたが、愚然かもしれないが、昨晩、本種と出会ったのは、何か未だ昆虫達が現れないかと就寝を引っ張っていた深夜0時過ぎだった。
灯に蛾達の現れる時間帯……この視点は、個人的にノーマークだったが、今後は、その視点も頭の片隅に入れて、外灯下に集まる昆虫達の観察を続けて行きたい。
先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。
大きさは開張サイズで18ミリぐらいのこじんまりした蛾である。
最近、似たようなサイズで似たような雰囲気の蛾を投稿した記憶があったので確認したところ、そちらは、シロテンキノメイガという種であった。
では、本種はと言うと、クロフキノメイガだと思われる。
ただ、目撃情報が少ないのか、ネット上にほとんど情報が上がって来ていない。
当前、幼虫の食草に関しての情報もないのだが、この上の写真の個体と同じ紋様パターンの蛾を、クロフキノメイガとして紹介している投稿は数は多くないが、信頼筋で複数存在はしている。
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追記………学名でネット検索をかけたところ、ほぼ同じと言って良い蛾の写真で本種を紹介している英語のサイトを見つけた。生息地として、ロシアのアムール地方、沿海地方、疑問符付きでカムチャッカと書いてあった。随分と寒いところの蛾のようである。地球温暖化に負けずに生き残って欲しい。