シロアシクロノメイガ? 成虫 Omiodes tristrialis (Bremer, 1864)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。実際のところ、毎年、来ていると思う。

同じ昨晩来ていた以下の蛾も同種なのではと思いたい。

大きさは、前翅長12ミリ弱。写真に撮ると、うまく写らないが、肉眼だともうちょっと細いラインが浮かび上がって見えていた。

脚の白さは目立っていたので、シロアシクロノメイガ?として投稿したが、

種名の特定に100%の自信があるとは言い切れない投稿である。

一応、本種の幼虫の食草は知られていないようである。

イボタガ 幼虫 Brahmaea japonica Butler, 1873

最近、近隣で、この蛾の幼虫を見かけて写真に撮っていた。

この角がいっぱいある得体の知れない幼虫であるが、私はイボタガの幼虫である事は知っていた。付いていた木は、ネズミモチかトウネズミモチのどちらか?と思っているが、すぐ数メートルのところには、この蛾の名前の由来になっていると思われるイボタノキもあった。

成虫も生体では見たことはないが、この前、家の庭の掃除中に死んだ個体を見つけ写真に撮り、本ブログに投稿もしている。

幼虫もさることながら、成虫も、とても印象に残る紋様をしており、蛾が好きな人達には人気の蛾である。

一応、各都道府県が独自に定めるレッドデータでは、東京都が、絶滅危惧I類に、大阪府が準絶滅危惧種に、愛媛県が絶滅危惧Ⅱ類に指定している。

最後に、脱皮直後と思われる蛾の写真を……。

ハスオビエダシャク 幼虫 Descoreba simplex simplex Butler, 1878

最近、地面を複数の蟻達に運ばれていくシャクガの幼虫らしき物体に目が止まった事があった。

拾い上げてみると、確かにシャクガの幼虫で、まだ生きてもいた。結構細い幼虫だと感じながら、手のひらに乗せて、写真に撮ってみた。

ピントがイマイチ合わなかったのは、夕方という時間帯と、この幼虫の小ささがあると思う。かなり若齢のステージかと思われる。

調べてみると、ハスオビエダシャクの幼虫と分かった。ハスオビエダシャクの幼虫は、色合いの変異に富む事を知ったが、色合いが変われど、形状や紋様の位置は不変に思えた。

幼虫の好む樹木は、ブナ科を筆頭に、多岐に渡ることも知った。

では、成虫がどんな姿かと言うと、昨年、我家の外灯下に訪れた個体の投稿をしていた。そんなに鮮明な写真ではないので、わざわざ見に行く必要はないのではと思われる。