シャチホコガ(幼虫)

我家の庭で、この奇妙な蛾の幼虫を発見したのは、去年の7月の事だった。ゆえに、約一年経ての投稿となる。

この奇妙な虫を実際に見たのは初めてだった気がするが、これまでの人生を生きてきた知識で、シャチホコガと呼ばれる蛾の幼虫なんだろうなという事は想像が付いていた。

名古屋城とかの天守閣の屋根の両端に乗っかってるシャチホコに似ている事からシャチホコガという名前が由来しているんだろうという事は、容易に想像が付くけど、シャチホコというものを知らない人も居るかなと思い書いてみた。

ところで、この写真に写ってるような体勢は、この蛾の幼虫がビックリしてる状態の時なのかな。だって、こんなに仰け反っていたら、葉っぱが食べられないと思った。案の上、葉っぱを食べる時は、上半身の方は、もっと真っ直ぐに伸びる事が、他の方の画像とかを拝見してるうちに分かった。

胸部から、とても長い手足が伸びているのも、他の蛾の幼虫とは随分違う気がする。

好む食餌樹は、クヌギ、ハンノキ、ウメ、サクラ、ケヤキ、カエデ等、幅広いとのことである。ちなみに、我家で見つけたシャチホコガが居た木は、結構大きく育った京の秋というモミジの園芸品種だったね。