セグロシャチホコ 幼虫 Clostera anastomosis

最近、近隣にどんなヤナギが生えているかを、少しづつ観察していたのだが、このド派手な幼虫は、ヤナギの樹で見られる。

種を特定するのに手こずったが、セグロシャチホコの幼虫だと分かった。

写真では、右側が頭部なのだが、この時に、この幼虫の大きな頭部が視界に入っていれば、シャチホコガの幼虫の路線に早めに絞れたのにと思った。

幼虫の食草は、柳の仲間である。ポプラやヤマナラシなんかも含まれる。

セグロシャチホコの成虫に関しては、昨年投稿済みなので、そちらを参照されたし。

セグロシャチホコ 成虫 Clostera anastomosis

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾である。

大きさは、前翅長20ミリ弱といったところ。一目でシャチホコガの仲間である事が分かるぐらいの知識・見識が付いたが、調べた所、セグロシャチホコと判明。上の写真ではわかり難いが、肩部の真ん中辺りが黒い事から命名されたようである。

幼虫の食草は、ヤナギ科の植物やイイギリ科のイイギリと書いてある情報が多かったが、近所でイイギリは見たことはない。逆に、ヤナギの類は、湿地や川沿いに数種類は生えている環境である。