昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾である。
2年前の9月15日にも投稿済みの種であるが、今回の方がしっかりした写真が撮れたと思うので、再投稿してみた。
大きさは、開張15ミリぐらい。この手のトリバガの仲間にしては、大きい方だと感じる。
種名は、ブドウトリバ。
幼虫の食草は、ブドウ科の植物との事である。取り敢えず、我家の周りを眺めて、ブドウ科の植物を探すと、ヤブガラシであろうか。あとは、種子から育てた外国産のヤマブドウの類が、無造作に生えているかもしれない。あとは、少し離れた隣家の壁に、ナツヅタが這っている。
最後に、このブドウトリバの生息分布はと言うと、国内は、本州以南……九州近海を経て、おそらく南西諸島まで。海外の生息分布はと言うと、この蛾の学名が、Nippoptilia vitis (Sasaki, 1913)というぐらいで、日本から発信されている事が分かるが、この辺も原因なのか、ちょっと掴む事ができなかった。