ブドウトリバ 成虫 Nippoptilia vitis (Sasaki, 1913)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾である。

2年前の9月15日にも投稿済みの種であるが、今回の方がしっかりした写真が撮れたと思うので、再投稿してみた。

大きさは、開張15ミリぐらい。この手のトリバガの仲間にしては、大きい方だと感じる。

種名は、ブドウトリバ。

幼虫の食草は、ブドウ科の植物との事である。取り敢えず、我家の周りを眺めて、ブドウ科の植物を探すと、ヤブガラシであろうか。あとは、種子から育てた外国産のヤマブドウの類が、無造作に生えているかもしれない。あとは、少し離れた隣家の壁に、ナツヅタが這っている。

最後に、このブドウトリバの生息分布はと言うと、国内は、本州以南……九州近海を経て、おそらく南西諸島まで。海外の生息分布はと言うと、この蛾の学名が、Nippoptilia vitis (Sasaki, 1913)というぐらいで、日本から発信されている事が分かるが、この辺も原因なのか、ちょっと掴む事ができなかった。

ヤマトニジュウシトリバ? 成虫 Alucita japonica (Matsumura, 1931) 2

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長7ミリぐらいだったと思う。

撮った写真で見ると、ゴールドに見えるが、肉眼で見ていた時は、グレー色の強い蛾に見えていた。

そして、我家の外灯下で時々出会うマダラニジュウシトリバ(旧名:ニジュウシトリバ)とは、一瞬で違うと感じた。違う点は、後翅の産毛の部分にハッキリした紋様がないことと、写真では分からないが、色合いが灰色っぽいところである。

この点を注目点に調べていくと、ヤマトニジュウシトリバという蛾なのではないかと思っている。

このヤマトニジュウシトリバの生息分布は、国内は、北海道から九州近海まで。海外は、学名にjaponicaと付いている事と関係あるのか、ちょっと簡単には、生息の情報を見つけられなかった。

幼虫の食草は、知られていないとのことである。

ちなみに、同じ日に我家の外灯下に来ていたヤマトニジュウシトリバの画像を以下に貼り付けておく。

フキトリバ 成虫 Pselnophorus vilis (Butler, 1881)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、開張のこの姿で全幅2センチといったところであった。

種名は、フキトリバだと思う。

幼虫の食草は、ズバリ、フキなのであるが、フキは近隣には結構生えていて、我家の敷地内にも生えてくる。

国内では、北海道から九州ぐらいまで生息している蛾のようである。