ウスモンツマオレガ 成虫 Erechthias sphenoschista (Meyrick, 1931)

1週間ぐらい前に、我家の外灯下に来ていた蛾の名前が判明したので、投稿してみる。

大きさは、前翅長7ミリぐらいだったと思う。

最近、こうした頭部がフサフサの細い蛾は、ヒロズコガ科の蛾であるとの知識が付いたのだが、更に、上翅後端と前縁のぶつかる角部が外へ反り返ってる蛾達は、ツマオレガ亜科に属する蛾であるとの知識も付いた。

そこから種を絞っていくと、上の写真の個体は、ヒロズコガ科ツマオレガ亜科のウスモンツマオレガと判明。

それにしても、最近7月は、ヒロズコガ科の到来が多い気がする。似た感じのツマオレガ亜科の蛾だと、クロスジツマオレガなんかが来ていたのを覚えている。

さて、このウスモンツマオレガの幼虫は、枯木の樹皮を食べるようである。

生息分布の方は、本州以南……九州近海まで。海外の生息分布は、絞ることが出来なかった。

マダラシロツマオレガ 成虫 Comodica contributa (Meyrick, 1932)

昨晩、我家の外灯下に来ていた小さな蛾の一つである。

大きさは、前翅長5ミリぐらいだったと思う。

種名は、ヒロズコガ科ツマオレガ亜科のマダラシロツマオレガだと思う。

この背中の紋様は、個体によっては、もっとハッキリしない個体もいる可能性あり。

幼虫の食草は、カバノキ科のヤシャブシの朽木と書かれている情報を多く見たが、家の近所にヤシャブシがあったかなと思う。きっと、もうちょっと寄主の範囲は広いものと思われる。

このマダラシロツマオレガの生息分布は、国内は、本州以南……九州近海まで。海外の生息分布は、ちょっと分からなかった。

クロスジツマオレガ 成虫 Erechthias atririvis (Meyrick, 1931)

先週の日曜日の晩に、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、正直言って、思い出せない。ただ、一般的な平均サイズは、全翅長5ミリから8ミリぐらいの蛾のようである。

種名は、クロスジツマオレガ。ヒロズコガ科のツマオレガ亜科に属する蛾である。

幼虫の食餌は、朽木、樹皮等らしい。

この蛾の生息分布は、国内は、本州以南……九州を経て、南西諸島。国外は、その先にある台湾でよく目撃される蛾のようである。