少し前に写真に撮っていた蛾の名前が判明したので、投稿する事にする。
撮影年月日は、7月2日。
なんとなく色合いがニセウンモンクチバに似ていると思ったが、どうも明らかに違う気がする。
なかなか種に行き着けなかったが、ここに来てコウンモンクチバという種類である事が分かった。
コウンモンクチバと名前にコが付いているが、決して小さな蛾ではなく、同じ雑木林で見られるオオウンモンクチバやニセウンモンクチバと同じぐらいの大きさがある。
コウンモンクチバの幼虫の食草は、マメ科の植物や何故かタデ科のスイバ等との事である。
タデ科のスイバというのが興味を惹いたが、確かにこのコウンモンクチバを見つけた辺りには、雑木林の林縁に何故かスイバっぽい群落がある。
この群落で幼虫が育ったかは分からないが、このコウンモンクチバが居た環境の事実として、記してみた。