モンシロムラサキクチバ 成虫

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾である。

大きさは、体長で3センチあるかないかで、大きめの蛾であった。名前は、モンシロムラサキクチバ。

似た種に、モンムラサキクチバがいるが、このモンムラサキクチバの幼虫の食草は、マメ科のフジやネムノキという事で、一瞬、モンムラサキクチバと思いたくなったが、上の写真の個体には、前翅の後縁の中程辺りに白いスリットみたいなものが二つ見て取れる。この特徴は、モンムラサキクチバではなく、モンシロムラサキクチバの特徴なのである。

よって、上の写真の個体は、モンシロムラサキクチバだと思う。モンシロムラサキクチバの幼虫の食草は、キンポウゲ科のボタンヅル。ボタンヅルかセンニンソウか分からないが、近所の野山には自生してはいる。

写真のイメージからは辿り着けなかったが、ヤガ科シタバガ亜科に属する蛾である。

違う角度からの写真をもう一枚。