オオハナアブ Phytomia zonata (Fabricius, 1787)

最近、近隣で見かけて写真に撮っていた昆虫である。

大きさは、体長16ミリぐらい。

丸っこい体型が、マルハナバチの仲間を連想させたが、写真で見ると、蜂特有の長めの触角が見てとれない。こうなると、ハエの仲間のハナアブの一種であろうと調べてみたところ、オオハナアブという種だと判明。

4月から11月ぐらいまで見ることの出来るハナアブのようである。幼虫が、水中生活のため、湿地の近くにいるとの事だが、確かにいた場所は、水田地帯の中の常に水が滲み出ているような休耕田の近くにいた。

生息分布の方は、国内は、殆ど日本全土に生息しているようである。海外の生息分布は、韓国、台湾、中国全土、東南アジアにも生息している模様である。

ホソヒメヒラタアブ? Sphaerophoria macrogaster(Thomson,1869)

この近隣の自然下で、よく見かけるとても小さなハナアブであるが、確認したら未投稿であった。

体長は7ミリぐらい。ハナアブの中でも、細くて小さいやつである。

調べたら、大きさ的に、ホソヒメヒラタアブかなと思いたい自分がいる。一応、腹部がスッキリで棒みたいのは、オスの特徴であり、メスは少しふっくらしているようである。

春(もう初夏かな)は、色んなハナアブが飛んでいるが、自分の中では、一番小さいハナアブみたいな認識を持っている。

ハラアカハラナガハナアブ Chalcosyrphus frontalis (Curran, 1941)

本日、近隣の雑木林で見かけ、写真に撮っていた。

大きさは、1センチぐらいだったと思う。

腿節の色が特徴的であったので、種に辿り着きやすそうと踏んでいたが、実際、直ぐにハラアカハラナガハナアブという種に行き着いた。

この腿が飴色になるのは、雌の特徴であり、雄は全身真っ黒との事である。確かに、写真の個体は、複眼の間が空いており、メスであることが分かる。