クヌギトビカスミカメ Psallus bagjonicus (Josifov, 1983)

最近、近隣で見かけて写真に撮っていた極小のカメムシである。

正直、肉眼では、石粒にしか見えないかもしれない。

大きさは、体長2.5ミリぐらい。

あまりの小ささに、カスミカメムシ科ぐらいしか当たる科がなかったが、そのカスミカメムシ科の中でも、チビカスミカメ亜科という亜科に属するクヌギトビカスミカメと判明。

類似種が幾つかいるが、触角基節の濃い色や、脚の縞々感は、クヌギトビカスミカメで、正解なのかなと思う。

生息分布の方は、国内は、本州以南……九州まで。海外の生息分布は、知られていないのではないだろうか。