モンキアワフキ Aphrophora major (Uhler, 1896)/ Yezophora flavomaculata (Matsumura, 1904)

昨晩、我家の外灯下に来ていた昆虫の一つである。

大きさは、翅端までの全長で、1センチないぐらいっだったのではなかろうか。(各種サイトの紹介では、もうちょっと大きい。)

種名はモンキアワフキ。両翅に見て取れる小さな小点をモンキ(紋黄)と形容しているとの紹介が多かった。

ヤナギやカキに集まるとの事である。

国内の分布は、北海道から九州まで。海外の分布は、Aphrophora major (Uhler, 1896)の学名で検索すると、日本、韓国、ヨーロッパに分布している事が分かる。

あと、学名が二つあるのは、どう納得すれば良いのであろうか。

シロオビアワフキ Aphrophora intermedia Uhler,1896.

本日、家の近所を散策中に見かけて写真に撮っていた。

大きさは、翅端までで1センチぐらいある。

随分と大きなアワフキだなというのが第一印象である。

種名は、調べたところ、シロオビアワフキと判明。

ヤナギやクワの樹液を吸うとの事であるが、確かに、桑の古木の根元にいた感じである。

ホシアワフキ

数日前に、我家から車で5分ぐらいの距離にある。田んぼに囲まれた地区の外灯下にいた。

大きさは、案外大きく、体長1センチぐらいあったと思う。

種名を調べ始める時に、真っ先に思ったことは、近隣で場所によってはよく見かけるハマベアワフキに似ているということであった。

しかし、どうも全体がドス黒いのと翅が少し透けているのと、上翅に連なった紋様のようなものが見える点で違うよなとは感じていた。

帰宅後に調べたところ、ホシアワフキという種ではないかと思った。幼虫も成虫も、イネ科植物の汁を吸うとのことである。

平地から山地まで生息しているとのことであるが、確かにネット上では、標高の高い場所で撮られた写真も幾つかあった。

うーん。山地にもいて、平地にもいる種。これは、探求に値する種のひとつの匂いがする。