イチモンジカメノコハムシ

昨日、昼休憩に選んだ場所の近くの林で発見。

直ぐに透明なハムシだと分かったが、今年の春にたまに見ていた同じカメノコハムシ亜科のヒメジンガサハムシと比べると、明らかに大きく感じた。

今となっては、何の葉の上に居たか正確に思い出せないが、掌の上に乗せて写真に撮った理由は、葉の上だと気配に感づかれてポロッと下の茂みの中に落下される可能性を感じたからである。

大きさは、1センチ弱ぐらいあった気がする。外見的にも、イチモンジカメノコハムシに似ているように見えるが、決めては、このイチモンジカメノコハムシの食草にある。幼虫・成虫共にヤブムラサキやムラサキシキブといった低木の葉を食べるのであるが、この昆虫が止まっていた葉の2メートル先にヤブムラサキ(?)の木が確かにあった。園芸種のムラサキシキブに匹敵するぐらい蕾の多い個体だなと印象に残ったのを、ハッキリ覚えている。

さて、この体の端がスケルトンの昆虫を見ても、殆どの人は生き物であるとは気が付かないと思う。

ヤブムラサキの類は近所の里山にも結構生えているので、近所でも居るようであれば、今度、近所の子供達に、「これ、虫なんだよ。」って、教えてあげようと思う。