アシナガコガネ 

仕事中だったが、ふと見ると氷にへばり付いてしまった小さなコガネムシが目に止まる。

それにしても、コガネムシの仲間にしては小さい。ポケットからスマホを取り出し、一瞬で写真に収める。

別の個体を拡大した写真を以下に。

写真だと分かりづらいかもしれないが、色合いは、金属光沢の無い緑色だった。

サイズの方は、とても小さく、体長で1センチに満たない。因みに、昆虫の体長で1センチ以下とかだと、人間の通常の視力(1,2〜1,5)の感覚では、とても小さな昆虫に映るはずである。5ミリ以下とかだと、ワザワザ顔を近付けないと、何か確認出来ないはずである。そして、2.5ミリ以下だと、もはや存在が視界に入っていない可能性の方が大きいと思う。

話は逸れたが、このアシナガコガネには、近似種でヒメアシナガコガネという種がいる。そちらのヒメアシナガコガネの方が若干大きく、しかし脚は細く、上翅には紋様が個体により様々に出るみたいである。

仕事柄、氷にへばり付き息絶えている小昆虫を無数に見ている関係か、今回も、そのモデルになった個体を救出する気持ちが芽生えなかった。御免なさい。