ヒメアシナガコガネ

近隣の雑木林で見かけた。

ちょっと薄暗い雑木林に単独で居た。

写真は拡大してしまって分かりづらいと思うが、体長10ミリ程度の小さなコガネムシだった。

脚が長い印象を受けたが、既に、今年に入り投稿済みのアシナガコガネと同種であろうとスルーしていた。

ただ、薄暗い雑木林に居たのと、今年の早い時期に明るい場所で見かけたアシナガコガネよりは少し大きい感じがしていた。現場では、紋様の違いにも気が付いたが、個体差ぐらいにしか思わなかった。

しかし、先程、もう一度写真を見返していた時に、ヒメアシナガコガネという種類ではないかと思うようになった。

アシナガコガネの生態を知ると、芝生のある場所に大量発生しているとの情報があった。今回の発見場所は、近くに大きな芝生の一面はない。

同じ雑木林は、よく訪れるので、また見つけれるかは自信がないが、見つけた際には、種の特定や生態の解明に繋がる周りの環境を観察して来ようと思う。

アシナガコガネ 

仕事中だったが、ふと見ると氷にへばり付いてしまった小さなコガネムシが目に止まる。

それにしても、コガネムシの仲間にしては小さい。ポケットからスマホを取り出し、一瞬で写真に収める。

別の個体を拡大した写真を以下に。

写真だと分かりづらいかもしれないが、色合いは、金属光沢の無い緑色だった。

サイズの方は、とても小さく、体長で1センチに満たない。因みに、昆虫の体長で1センチ以下とかだと、人間の通常の視力(1,2〜1,5)の感覚では、とても小さな昆虫に映るはずである。5ミリ以下とかだと、ワザワザ顔を近付けないと、何か確認出来ないはずである。そして、2.5ミリ以下だと、もはや存在が視界に入っていない可能性の方が大きいと思う。

話は逸れたが、このアシナガコガネには、近似種でヒメアシナガコガネという種がいる。そちらのヒメアシナガコガネの方が若干大きく、しかし脚は細く、上翅には紋様が個体により様々に出るみたいである。

仕事柄、氷にへばり付き息絶えている小昆虫を無数に見ている関係か、今回も、そのモデルになった個体を救出する気持ちが芽生えなかった。御免なさい。

ハラゲビロウドコガネ

昨晩、庭で発見。というよりも、庭の芝エリアからどんどん誕生して来ている模様。

体長は、1.5センチぐらいなのかなぁ。夏場に庭でよく見かけるアオドウガネなんかに比べると、随分小さい印象。

マジマジと見たのは初めてなのか、写真を眺めていて、色々な発見がある。頭部は濃い目の色なんだとか、複眼が大きめとか、櫛髭が見て取れるとか。ちなみに、櫛髭のコガネムシで我が家の庭の定番は、コフキコガネである。

また、このハラゲビロウドコガネは、上翅の条溝(ミゾ)も見て取れる。ビロードと名に付く割には、そんなにビロード感は感じないとか。

最後に、ネット上の情報では、この小さなコガネムシの生態が、あまり触れられていなかったが、芝の下で育って出て来ているのは確かな気がする。

勿論、他のコガネムシ達も、芝の下から誕生してくるものが多い気がするが………