ヤドカリグモ 雄? Thanatus miniaceus (Simon, 1880.)

数日前に近隣で見かけた小さな徘徊性のクモである。

大きさは、体長で5ミリぐらいだったと思う。

種名は、エビグモ科のヤドカリグモだと思う。

決めては、腹部上面の長い菱形の紋様である。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外は、韓国からの生息報告が上がっているようである。

スジシャコグモ Tibellus oblongus (Franganillo, 1926)

我家の外灯下に来るクモである。

大きさは、脚を含めない体長で10ミリぐらいである。

種名は、エビグモ科に属するスジシャコグモと分かった。昨年の5月にも同じようなクモの投稿をしていることに気が付き、確認した。その時は、シャコグモとして投稿しているが、そちらも今見返せば、スジシャコグモだと分かる。

さて、このスジシャコグモの生息分布は、北海道、本州の東日本側……そして、四国と九州は、高地に生息している。一方、シャコグモの方は、反対に暖かい地域に生息しているクモである。

地球温暖化傾向の中、ゆくゆくは、平地の我が家の周りから姿を消してゆくクモかもしれない。

シャコグモ Tibellus japonicus

約2週間ぐらい前に、我家の外灯下で見かけた蜘蛛である。

種名が分かったので、投稿してみる。

正確な大きさは、正直覚えていないが、身体の部分だけで、1センチ弱ぐらいだったような記憶がある。

どうせ、同種で色合いが違う個体がたくさん存在するんだろうと思い、種名を調べようともしていなかったが、上の蜘蛛は、同じような淡い色合いを特徴としたシャコグモという種と分かった。

エビグモ科に属するクモである。

次に出会うまで、名前を覚えていられれば良いのだが……。