ユウレイグモ

先日、近隣を散歩中、ふと何か虫でも居ないかなと、道路脇に転がる樹皮をひっくり返してみた時、ザトウムシ発見みたいになった時があった。

そして、そのザトウムシは、運の良いことに直ぐに動かなかったので、慎重に写真に撮ってみた。

そして、撮った写真を見返した時に、ザトウムシの仲間にしては、腹部が細長い事に気がついた。

早速、“脚が細くて長い蜘蛛“をキーワードに検索すると、ユウレイグモという種が浮上してきた。私の撮った写真の個体は、ユウレイグモだと思う。

最近、気が付いたのだが、この時期は、まだまだ気温が低い日も多いのか、昆虫達の動きが遅い。今回のユウレイグモのような被写体は、先ず動いていたら、ピントを合わせる事は出来なかったと思う。

ましてや、樹皮の裏に何か生物を見つけようと意識を持って見なければ、この極小の身体に細過ぎる長い脚を持った生き物なんか、見過ごしてしまうはずである。

ジグモ

昨晩、近所のコンビニに歩いて行こうと懐中電灯を片手に家の外に出たところ、庭で懐中電灯が照らした先に、この中型(体長2センチ弱ぐらいだった)の蜘蛛がじっとしているのが視界に入った。

夜の突然の不意打ちだったのか、蜘蛛の方も動かず、鮮明な写真が撮れたと思うので、今回は、その鮮明な写真を頼りに、ちょっと、この蜘蛛の名前を突き止めてみようとの気になった。ちなみに、蜘蛛の類は、私が種にたどり着きにくいとのイメージを持っているのか、写真はあるのだが、迷宮入りしているものが多い。

さて、この蜘蛛の名前だが、思ったより簡単に、ジグモに行き着いた。同時に、コンクリートや石の壁とかに、地際から細い筒状の袋みたいなものが多数出ている光景を目にする事がたまにあるが、あれがジグモの巣である事を知ることになった。

その袋の上を歩いた昆虫等を、袋の中から袋ごと掴んで、巣に引き摺りこんむとのことである。

今年初の蜘蛛の投稿であるが、今年は、少し蜘蛛にも詳しくなっていければなと思う。

ヤハズハエトリ

昨日、近隣の里山を流れる小川沿いの土手道を散歩中に目に入ってきた。

直ぐに蜘蛛だろうとは予想したが、白と黒のツートーンの複雑な紋様に、とても目を惹かれた。

大きさは、体長1センチ行かないぐらいだったと思う。名前は、この印象的な白と黒の組合せから、直ぐにヤハズハエトリという名だと分かった。

こちらの白と黒の紋様を持つタイプは雄であり、一方の雌は茶色系で全く別種のような紋様をしている。

雌の紋様も、ネット上で確認したが、こちらの方もフィールドで見かける気がする。