ミスジミバエ

10日ぐらい前より、家の外灯下にこのハエと思しき昆虫が現れるようになった。

大きさは、それほど小さくなく1センチ弱ぐらいのサイズで、一番の特徴は、グリーンのサファイア・カラーをベースに様々な色に輝く複眼の美しさであろう。

名前は、調べたところ、意外と簡単にミスジミバエという種だと分かった。

同じ日に、ちょうど交尾中の個体も見たが、ここのところ、家の外灯下で、このハエをよく目にしているのは事実である。

ミスジミバエの習性としては、ミバエ(実蝿)というぐらいなので、野菜の実に産卵をして、おそらく孵化した幼虫は、その野菜の実を餌に成長してゆくのかなと考えたい。

そして、そのミスジミバエが産卵に選ぶ植物は、ウリ科の植物という事であり、自然下だとカラスウリ等が考えられ、畑に目を移せばキュウリを筆頭に色々なウリ科野菜なのかと推測する。

現時点で、私は、ウリ科野菜を育てる農家が、このミスジミバエにどれぐらい悩まされているかまでは、調べてはいない。

ヒメアトスカシバ 成虫

最近、近隣の里山で目にして、写真に撮っていた。

ハチに似てるけど、蜂ではない……直ぐに蛾の仲間であろうとの予想は付いた。確か、スカシバガ科に、こんな感じの蛾が多かった記憶があった。

調べたところ、ヒメアトスカシバという種に行き着いた。大きさは、現場で目視で確認したところ、体長2センチといったところだった。

フタオビドロバチという蜂に擬態して、天敵を威嚇しているとの事である。

幼虫は、ヘクソカズラの茎の中で育つとの事である。6月〜9月ぐらいまでの間、成虫を見られるとの事だが、私は、初めて見かけた気がする。

ナカジロサビカミキリ

本日、家の外灯下に来ていた昆虫のひとつである。

小さなカメムシの一種かと思ったが、よく見るとカミキリの仲間のように見える。

ただ、この手のカミキリムシの仲間にしては随分小さい印象である。

大きさは、触角を除いた体長で、1センチにも満たない。

この手のゴツゴツした雰囲気のカミキリムシは、結構沢山存在するが、ここまで小さい同じような仲間は見たことがなかった。

調べたところ、直ぐに、ナカジロサビカミキリという名前が分かった。

幼虫は、各種広葉樹の枯れ枝等を食すとの事である。