アカムカデ  つくば市中部

ここのところ、ムカデの投稿が続いているので、ここは更にムカデで固めてみようと思う。

セスジアカムカデを容易に見かけること出来る林内より直線距離で7,8百メートルといった辺り(同じ施設の敷地内)に、セスジアカムカデとサイズや形態的に凄い似たムカデが居るのを見つけた。

ただ、ムカデに知識が付いてきた身としては、このアカムカデ科のムカデをセスジアカムカデと同種とするには、どうなんであろうとの知識が備わってきていた。

以下のムカデである。

同じ場所で別の日に撮られた同種と思われる個体の写真もアップしてみる。2枚目の個体の方は、よく見ると、左体側後半部に、明らかに捕食者に齧られたのか、欠損してる部位が見て取れる。

さて、このムカデをセスジアカムカデと違う種に決め付けたがっている根拠は、セスジアカムカデの特徴である背中の縦に連なる筋というか窪みが写真からは見て取れないからである。

こうなってくると、単にアカムカデという種に行き着きたくなるのだが、真実はどうなのであろう。

一応、セスジアカムカデを簡単に見つけれる場所は自然下の林内といった環境で、上のアカムカデが見つかるスポットは、コンクリートの建物周りのアスファルト上の落ち葉や側溝の中である印象を持っている。

週に何度も訪れる場所なので、これからもこのムカデの観察を続けていこうと思う。