アキノウナギツカミ

本日、出掛ける前に、徒歩で行ける距離の里山を30分ぐらいひとりで散策。

早速、アキノウナギツカミだかママコノシリヌグイだか、確か図鑑で、そんなような名前だったように記憶する植物に所々で出会う。

帰宅後の今、調べたところ、この植物の名前は、アキノウナギツカミである事が分かった。同定の決め手は、葉が茎を抱いているところである。このアキノウナギツカミの特徴のようである。

一瞬、葉の形や茎の折れ曲がり方が、タデの仲間のように思えるが、実際に、タデ科に属する一年草である。

そして、実物に出会った以上、アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)の名の由縁の茎のザラザラ感を体験してみたが、かなり突起の多いザラザラした感触で、大人がが握りしてめても痛い感じには思わなかった。

ただ、このざらざら感があれば、ヌルヌルのウナギも掴みやすいだろうと連想して、それを共感した昔の人達のユーモア溢れるセンスには、人間の心の余裕が感じられて、先祖への安心感を覚える。

同じ日に、同じ場所で、ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)なる植物にも出会ったが、こちらもユーモアたっぷりなネーミングである。