アレチハナガサ

先日、近隣の耕作放棄された休田を散策した時に、この紫の小花を咲かせる高草が一株だけあった。辺りを見渡せる限り見渡すが、その一株だけである。

最初は、園芸植物が野に溢出したものかと想像したりしたが、調べていくうちに、アレチハナガサという南アメリカ原産の外来帰化種(多年草)である事が分かった。

1957年頃から日本への定着が確認されており、徐々に拡まって来ている植物であるが、まだ東北地方北部より北の地域には進出していないようである。

今回見つけた場所以外の近隣の他のどの場所で生育しているか、今後注目してみたいと思う。