キササゲ

数日前に、近隣の小川沿いを歩いている時に、見つけて写真に撮っていた。

もう一枚、木の全景が映る写真を以下に。

花の特徴から直ぐにキササゲという落葉高木に行き着いた。樹木の名前は、結構知ってるつもりでいたが、新たに樹木の名前をひとつ覚えるのは、なんとも楽しい。

このキササゲという木は、中国が原産の帰化樹木であり、湿った環境を好む樹木のようである。

また、大きく育つと10メートルぐらいになり、雷除けの樹木として神社仏閣に植えられてきた歴史もあるみたいである。(一応、あってないような根拠が知りたくも思う)

キササゲの名前の由来は、花後に出来る大角豆(ササゲ)に似た長い実を付けることから来ているらしい。

もしクリーム色の漏斗状の花が咲いていなければ、単なるキリの仲間として、素通りしていたに違いない。

年がら年中、その場所を歩くわけではないので、キササゲの花が見れる時期に、その場所を歩けたことに、他の人には分からないであろう幸運を、一人実感する。