スギナハバチ 幼虫

昨日、庭の草むしりをしていた時に、スギナにハバチの幼虫みたいなものが1匹付いているのに気が付いた。

草むしりがひと段落したら、そのハバチの幼虫っぽいものを写真を撮ろうと考え、その幼虫の居たスギナを一本だけ抜かずにしておいた。

草むしりもひと段落して、「あ、そうだ。スギナ。」と思い出して、その一本だけ残しておいたスギナを見に行き、その幼虫を目を凝らして探したのだが、その幼虫は居たには居たのだが、大小大きさがまちまちだが、結構な数の同じ幼虫がいる事にも気が付いた。

これらの幼虫が、元々そのスギナに居たのか、草むしりの過程で落下した幼虫達が、一本だけ残ったスギナに再集結したのか、とにかく、その一本だけ残ったスギナには、幼虫は沢山付いていた。

そして、スギナ…ハバチで検索すると、私が見たのと同じようなハバチの幼虫の画像が沢山ヒットしてきた。

おそらく推測だが、スギナを寄主にしているハバチが一種類とは限らない気がするが、私の家の庭のスギナに付いていたハバチの幼虫の写真を以下に貼り付けておく。大きさは、1センチぐらいである。小さいのは、2ミリぐらいのも居た。

ホシオビホソノメイガ ? 成虫

この蛾は、本日、近所にある二つの河川の合流部で見かけた。結構沢山いた。

大きさは、今年1回目の発生の個体群という事もあるのか大きめであった。前翅長で12ミリぐらいありそうであった。

名前は、ホシオビホソノメイガなのではないかなと思う。

ここで、ホシオビホソノメイガの幼虫の一般的に知られている食草のイネ科のアズマネザサに関して言及しておくと、この蛾を見かけたエリアにアズマネザサがあった気はしない。結構、一般人が脚を踏み入れそうな場所ではなく、植生は限定的であった。元々は、田んぼも作れないような氾濫原であり、現在は、一応新田として開発されているが、中々、人目に触れないような場所である。

そしてイネ科なのか分からないが、上の写真に写っている植物が大半を占める場所であり、幼虫は、この植物を食して育ってきている予感がする。

また、少しレアな蝶のギンイチモンジセセリという種もそれなりに見かけたが、こちらのギンイチモンジセセリの幼虫も同じ上の写真の植物を食してないかなとの、これまた予感がする。

他にあと一種、沢山いた蛾は、ヤガ科のテンクロアツバだったが、こちらも同じ上の植物を食べているのではと思う。

上の写真の植物……まだ勉強不足だが、クサヨシ?かな〜。

スイセンハナアブ?

最近、近隣で、このハナアブの写真を撮っていた。丸っこい大きな蜂が、偶然、自分の側で静止したので、慎重に写真に撮ったつもりであった。

しかし、撮った写真を見返して思った。蜂ではなく、ハナアブの仲間であるなと。

大きさは、2センチ弱はあったのではないだろうか。特徴となる紋様を確認したかったが、全身毛に覆われている印象である。しかし、この全身毛に覆われている特徴が、種名特定へと繋がった。

私が撮ったものと同じような姿のハナアブの写真をネット上で見つける事ができた。そして、名前は、スイセンハナアブと言う事が分かった。

そして、このスイセンハナアブという種は、海外からの球根の輸入と共に日本に意図せず持ち込まれた外来種ということである。本来の生息地は、地中海沿岸からトルコ辺りとの事であるが、日本にいつ入ってきたかは知られていないとの事である。

一応、数は少ないが、カワムラモモブトハナアブという在来のハナアブも居る。