アオクサカメムシ 幼虫 成虫

昨日、近隣の里山を流れる小川沿いで、このカメムシの幼虫を沢山見かけた。幼虫のステージは、様々であった。

直ぐに調べてみると、アオクサカメムシの幼虫である事が分かった。

今の時期に幼虫→成虫の段階を辿るとなると、おそらく成虫のまま越冬する事が予想されるが、実際そのようである。

そこで思ったのは、去年の今頃もこの場所は訪れているが、アオクサカメムシの幼虫は見た記憶がないと。また、春先からこの場所は何度も訪れていたが、越冬したアオクサカメムシに出会った記憶がない。間違いそうな種に、ツヤアオカメムシもいるが、この場所でツヤアオカメムシに出会った記憶もないので、アオクサカメムシをツヤアオカメムシと間違うという事も起こりそうにない。

ちなみに、春先には、越冬中や越冬したと思われるマルカメムシには大量に出会えるスポットである。

一体、アオクサカメムシ達は何処に行ってしまうんだろうとの疑問が芽生えて来た。

これから春先にかけて、このアオクサカメムシの行方を少し追ってみようとも思った。

最後に、今回も、この初のカメムシ(幼虫だけど)の匂いチェックを敢行してみた。私には、決して悪臭には感じられない。爽やかなカメムシ臭という印象だった。

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2020年10月23日追記

2日前に、上の投稿の幼虫を見かけた場所からそれほど離れていないところで、アオクサカメムシの成虫と思われる個体を見つけた。

似たような色合いのカメムシは多いが、そのどれともなんか違うと感じてはいた。

これが、アオクサカメムシの成虫だと思う。

近隣では、初めて認識出来たと思う。そして、野菜の害虫としても知られている事を知った。

ただ、このアオクサカメムシも、単独で居たわけであり、今のところ数が多い印象は持つに至っていない。

最後に、その日は冴えていたのか、野に放つ前にカメムシの匂いチェックをしていない事に気が付くことが出来た。

匂いの方は………意外にも無臭であった。この同じ投稿で、幼虫の匂いを確認しているので、成虫も匂いは出す事は確実だと思うが、アオクサカメムシが何時でも匂いを出すというわけではないんだという事を知る事はできた。

ヤブマメ

先ほど、同じマメ科のツルマメの投稿をしたので、今度は、ヤブマメの投稿をしてみようと思う。

撮影年月日は、昨年の10月10日となっている。奇しくも、撮影場所は、ツルマメを撮影した場所と殆ど同じである。

葉はクズの葉を縮小したような感じであるが、花がクズとは全く違う。

この1年草のツル植物の名前は、ヤブマメである。

先程の、ツルマメの投稿の時にも同じ事を書いたが、それにしても、野山にはマメ科の植物は多い気がする。

ツルマメ

2週間ぐらい前に、近隣の里山を散歩をした際に、まさにマメ科っぽい花を咲かせるツル植物が目に止まり、写真に撮っていたことがあった。

同じ場所で目にする事が出来るヤブマメとは明らかに違うようである。

調べたところ、名前はツルマメというらしい。

今では一般的な大豆(枝豆)の原種という事である。という事は、花後はゆくゆくは、食べられそうな豆がなるんだと思った。

それにしても、野山にはマメ科の植物は多い気がする。