コバキボウシ

先週末に、近所を散歩した時に見かけて写真に撮っていた。

直ぐにギボウシの花だと分かったが、正直、葉の部分が写ってないし、コバキボウシなのかオオバギボウシなのか分からない。ただ、オオバギボウシなら、混成している一年草雑草を押し除けるぐらいの葉のボリュームがありそうな気がするので、こちらの写真の個体は、コバキボウシと断定させてもらった。

ただ、これも花が咲いている今の時期だから、ここにギボウシが生えていると分かるが、もし今の雑草が旺盛な時期に、花が咲いてなければ、ギボウシの存在には気が付いていないと思う。

それにしても、最近は、園芸品種共々、このギボウシの類の花がお気に入りになってきている。自然下の野生に生えているギボウシの類は、本当にこれといった華のない濃い緑で光沢の無い葉をしているが、知らない間に花茎を立ち上げ、遠くからでも目立つ花を咲かせてくれる一瞬のためにだけでも、庭の所々にこじんまりとした群生で生えていてくれても良いよなと思う。

また、このコバキボウシは、場所場所によって、花色や花が咲く時期に違いがあるようにも感じている。

近隣の自然下からもらって来た少しづつ個性の違うコバキボウシを庭の所々に雑草除けみたいな目的で植えてみようかなとも思う。

勿論、長くはない花の時期も楽しみにしながら……。

ウスキシャチホコ

本日、先程、家の外灯下に来ていた蛾である。

ちなみに、大きめの蛾がもう1匹居たのだが、そちらはギンツバメだった。今年1回目に出会った時よりは、少し小さく感じた。

この写真の蛾の名前は、ウスキシャチホコ。大きさは、前翅長で、2センチちょっとといったところだったと思う。

なんとなく翅端の鋭い尖り具合からヤガ科の蛾ではなく、シャチホコガの仲間なのではとの勘がして、「薄茶色のシャチホコガ」のキーワードで検索すると、直ぐにこの蛾がヒットしてきた。もう一つヒットしてきたのは、ウスの付かないキシャチホコであった。

さて、このウスキシャチホコの幼虫の食草は、イネ科のススキやササとのことである。ススキもササも、近所では普通に生えている植物である。

オオフタオビドロバチ

本日の朝の散歩中に見かけて、写真に撮っていた。

結構大きく、黒と黄色の典型的な蜂紋様だが、攻撃的なスズメバチ科のハチでないことは、現場でも分かった。

動き回ってばかりで、一時も止まってくれなかったので、ピンボケの写真しかないが、折角なので投稿する。

名前は、オオフタオビドロバチかと思う。現場で正確な大きさを把握する余裕が無かったが、体長は、2センチぐらいのハチとのことである。

カミキリムシが開けた穴や、竹筒を巣に利用し、メイガやハマキガの幼虫をその巣穴に持ち込み、幼虫を育てる習性を持っている蜂である。

以上。