ナカジロサビカミキリ

本日、家の外灯下に来ていた昆虫のひとつである。

小さなカメムシの一種かと思ったが、よく見るとカミキリの仲間のように見える。

ただ、この手のカミキリムシの仲間にしては随分小さい印象である。

大きさは、触角を除いた体長で、1センチにも満たない。

この手のゴツゴツした雰囲気のカミキリムシは、結構沢山存在するが、ここまで小さい同じような仲間は見たことがなかった。

調べたところ、直ぐに、ナカジロサビカミキリという名前が分かった。

幼虫は、各種広葉樹の枯れ枝等を食すとの事である。

アカウラカギバ   成虫

昨晩、近所の小学校の体育館で見つけた。

死後どれぐらい経過しているかは分からないが、取り敢えず写真には撮っておいた。

現場でも、カギバガ科の蛾であろうとは予測はついたが、帰宅後に調べたところ、一番臭いのは、アカウラカギバという種である。

この名前と特徴を知っていたら、現場で、ひっくり返し、裏面を確認したのにと思った。

残念ながら、裏面の確認はしなかったので、次回、体育館を訪れた時に踏まれずにまだその場所に居たら、確認してみたく思う。

ネット上の写真から一番似ている種を選んだだけで、種の同定に自信満々というわけではない。どちらにせよ、カギバガ亜科の蛾の種類は、物凄く多いというわけではないので、同定が間違っていても、ゆくゆくは正しい種に辿り着くことは出来ると考える。

ちなみに、このアカウラカギバの幼虫の食草は、ユズリハとの事である。近所で、ユズリハは、決してよく見かける樹木ではない。

アオマツムシ

この秋の鳴く虫の一つは、これからの季節から初冬まで、最も目立ち勢いのある鳴く虫なのではないであろうか。

そして、重要なのは、外来種という事である。原産地は中国大陸なのではとの情報しか無かったが、日本での初確認は、1898年(明治31年)もしくは1908 年(明治41年)、場所は東京赤坂との事である。

以下の写真は、昨晩、我家の外灯下に来ていた個体である。

体長は、2センチちょっと。翅の中央の辺りに褐色が混じっているのがオスであり、メスは緑色一色との事である。ということは、写真の個体は、オスと言うことになる。

自然下で見かけただけだと、大型の緑色のキリギリスやコオロギの仲間の範疇に入れてしまうと思うが、マジマジと見ると、結構唯一無二な形をしており、かなり特異なシルエットをした虫である事に気がつかされる。

このアオマツムシは、我家を中心にした近隣には、物凄く沢山生息している印象である。

とりわけ、大きな道路沿いの高木の街路樹等で、一体何匹いるんだろうばりの大合唱に圧倒されてしまうことが、しばしば起きる。

勿論、小さな庭の庭木なんかでも鳴いている。

鳴き声の方は、単体で聴くと、♪リーリー♪と涼しげで美しい。ただ、和産のコオロギの仲間達と比べると音量は大きめに感じてしまう。まぁ、目下、近所で鳴きまくっているクツワムシの音量には勝てないが……

さて、このアオマツムシが増えて行く理由は、色々と有ると思うが、樹上性の生活形態は大きく関与していると思われる。要するに、10メートル以上とかの高い木の上の方が、地表近くより天敵となる捕食者が少ないのかと思いたくなる。

ところで、このアオマツムシは、昔は今ほど数が多くなかったのか、虫売りの行商の人達は、鈴虫やマツムシなんかの4、5倍の値段で売り歩いていたのを、何故か知っている。

私は、知らない時代だが、東京の路地裏とかには、金魚や鳴き声を楽しむための虫を売りに来る人達(商売人)が居た時代が存在したようである。流石に私は知らない。

因みに、子供の頃に、夕方にラッパの音と共に自転車でやって来る豆腐屋は覚えている。物は溢れてなかったけど、なんか夢が見れる幸せな時代だった気がする。

今となっては、時代の移り変わりは益々早く、もはや遠き過去の伝統や風習も数知れず。

目下、人々は、目に見える表面的な変化に必死に順応しようとしている。ただ、目に見えない内面的な変化には、案外順応どころか気が付いていない人達が殆どである。

もう一度、過去、現在、未来、人間の幸せって、何なのかしっかり分析し直した方が良いと考える。