ウスキツバメエダシャク 成虫

昨晩、家の外灯下に来ていた蛾である。

今年、現時点で一番大きな蛾の気がする。開張サイズで、60ミリぐらいありそうな気がした。

名前は、ウスキツバメエダシャクだと思う。

外見的に間違いそうな種類に、シロツバメエダシャクとフトスジツバメエダシャクがあるが、2種とも幼虫の食草に、ちょっと偏りがあって、我家の庭には生えていないもの達だ。近辺にも、何処にあるかちょっと見当が付かない。

基本的に、我家の外灯に寄ってくる蛾達は、我家の敷地内で誕生している可能性が大きいと、最近確信し始めている。そうなってくると、幼虫の食草が多岐に渡るウスキツバメエダシャクが臭いかなと思う。

ウスキツバメエダシャクが年2回発生で5月には1回目の成虫が現れる事も、季節的に合っている。

ツバメエダシャクの仲間……しっかりと、脳裏に焼き付けた。

シロテントガリヒメバチ

本日、庭の草むしりをしている時に、目の前に現れる。すかさず写真に撮った。

お尻の先の針と触角を含めないで、10ミリぐらいだったと思う。サイズと似た外観から絞っていくと、シロテントガリヒメバチが有力候補に上がった。

こうしたヒメバチの仲間は、種類によって寄生する昆虫がそれぞれ違うとの記事を読んだが、同時に、このシロテントガリヒメバチが、蛾の蛹に卵を産みつけ、幼虫はその蛾のサナギを食べて成長してくるという生態も、シロテントガリヒメバチを有力候補にしている理由のひとつである。何故なら我家の庭には、蛾の幼虫→蛹は沢山生息していると思われる。

ただ、研究もまだまだ完成されていないヒメバチ科の世界なので、シロテントガリヒメバチに似た別種や新種の可能性も大いにあるが、取り敢えず、外観やサイズや生態が一致するシロテントガリヒメバチとして投稿させてもらった。

ウスキミスジアツバ 成虫

これも、昨晩、家の外灯にやってきた昆虫の一つである。この蛾に関しては、少し前にも現れていて写真に撮っていたかもしれない。

クルマアツバ亜科の特徴である下唇髭が反り返っている特徴を捉えている写真を選んでみた。大きさは、前翅長で20ミリないぐらいの小さめの蛾であった。

この蛾の幼虫の食草も、枯葉との事である。我家には、枯葉育ちの蛾達は多いなと、つくづく感じる。