ユウマダラエダシャク 成虫

GWという事もあり、自宅庭を清掃中に発見。

前翅上半分の中央辺りの大きなグレーの斑の中に、歪な小さな輪っかが見て取れるが、ヒメマダラエダシャクの場合は、同じ場所のこれがもっと円に近いと認識している。

翅を広げたサイズで、4センチ弱というところ。ここのところ、小さな蛾を頻繁に目にしてる身としては、中型の分かり易い蛾に久しぶりに出会った感じである。

種名は、ユウマダラエダシャクなのかなと思う。幼虫の食草のマサキは生垣で使っているし……。ただ、マサキの木に、この幼虫を見つけたり、食害の痕を見つけたことは今のところ無い。

そして、ちょっと気になって来たのは、昨年、投稿しているヒメマダラエダシャクも、このユウマダラエダシャクの誤同定の可能性は無いかなという事である。当時、ブログ始めたばかりで、蛾を含め昆虫に対する知識が今と比べて歴然に無かった当時の事である。

我が家の庭に出現する蛾達のライフサイクルを掴み、誤同定と確証したら、ヒメマダラエダシャクの投稿の方も訂正させて頂こうと思う。(2022年5月6日現在、既にその投稿を削除しているのを確認した。)

アカハバビロオオキノコ

数日前に庭掃除した際に落ち葉の下から出て来た。

甲虫の世界って、正直、黒色をベースにした甲虫が多いのではと感じ始める中、赤系一色の身体は、私の目には新鮮に映った。

そして、光沢があり、美しくも感じた。

先ずは、名前は、アカハバビロオオキノコで合っていると思う。色々な方の投稿でも、大きさは、4,5〜7ミリぐらいと書いてあったが、私の庭にいたのも、それぐらいのサイズであり、とても小さい甲虫であった。

このサイズだと、ハムシの仲間を連想するが、どなたかの投稿で触角の先に膨らみみたいな物が有るのはハムシの仲間ではないと書いてあった。私の写真の個体も、触覚の先に小さな膨らみみたいなものが見て取れる。

ところで、アカハバビロオオキノコの赤の部分は体色の赤を意味しているのが分かる。ただ、ハバビロとオオキノコの部分は、一瞬ピンと来ないのではと思う。勝手に類推するに、似た種で狭いのが居るのに対して本種は幅広なのではと思う。もう一つのオオキノコは、オオキノコムシ科という大きなキノコムシを基準に名付けられた科に属しているからとの解説を読んだ事がある。

キノコムシなだけあって、餌はカワラタケ等のキノコである。直ぐ傍ら(2メートル圏内)に、アウトドア料理に使おうと干している薪が積まれていているのだが、放置期間も長くなり、当然キノコも生えている。

ちなみに、昔はアカハバビロオオキノコムシとムシが種名に付いていたらしい。何故に、ムシの部分を省いてしまったのであろう。

一瞬、キノコの名前に勘違いする方々も多いのではと思う。(と書きながら、そう言えば、〜キノコで終わるキノコは無いのではと思った。大抵が、云々茸とかで終わっていることに気が付いた。)

ベッコウヒラタシデムシ

昨日、少し出掛けた際に、発見。

最近は、小さな甲虫にも目を向けるようになったが、この甲虫は大きく派手な部類に入ると思う。

名前は直ぐに判り、セアカヒラタシデムシと判明。

シデムシを漢字で書くと、死出虫。昆虫含む動物の死体を餌にしている甲虫の一種と分かった。