ハグロハバチ(幼虫)

先程、仕事先での昼休み中に近所を散歩。

ギシギシかスイバか植物名は分からないが、凄く食害が目立つ株が多い。何が食べているんだろうと、葉裏を見ると、こんな幼虫がいた。しかも、葉裏には成長度合いの違う幼虫が、平均3、4匹。これが辺りのほぼ全ての株に発生しているのである。おそらく一株で50匹〜100匹以上は居るものと思われる。同時に、この幼虫には天敵はいないのかな〜との率直な疑問も生まれる。

直ぐに、蛾の幼虫ではなくて、ハバチの幼虫であろうと推測し、ハバチの特徴である可愛い目に見える単眼の存在と、体の後半部分の将来成虫になった時には無くなる補助的な脚の数を数えてみた。

可愛い目は見て取れる。補助的な脚も、蛾の幼虫が4本なのに対して、このハバチの幼虫はずっと多く7本ぐらい確認出来る。

これまでは、こうした幼虫を見たら、直ぐに蛾や蝶の幼虫に結びつけていたが、ハチの仲間の幼虫の可能性もあるという新たな知識を、この年になり身につけれた事がとても嬉しい。

何事も、一生涯勉強である。(笑)

さて、よくハバチのとぐろを巻いた写真に出くわすが、本日もとぐろを巻いたハグロハバチの幼虫をたくさん見た。とぐろを巻いたハグロハバチの写真(本日撮影)を、最後に投稿しておく事にする。

オオタバコガ(幼虫)(つくば市中部)

昨日、仕事先で、ふと雑草の花を食べている蛾の幼虫を発見。花の上で食事中の写真を何枚か撮ったが、どれもピントが合わず、手のひらの上に乗せて写真を撮ってみた。

今度は上手く撮れた気がする。

キク科の雑草(ヒメムカシヨモギだと思う)っぽい花を食べていたことから、〝キクの花を食べる蛾の幼虫〝とのキーワードで、ネット検索すると、すぐに、かなり似た外見を持つオオタバコガの幼虫がヒットして来た。

おそらく、写真の幼虫は、オオタバコガの幼虫であろう。外れても、同じ科のすごく似た種であるぐらいで、大きな外しは無いのではないかと思う。

この蛾の幼虫は、キク科の花を食べる特徴はあるらしいが、実際のところ何でも食べるらしい。特に、農作物は、トウモロコシからトマトからピーマンまで他にもほとんど何でも食べてしまうようである。ゆえに、結構、出荷するレベルの農家さん達からは敬遠されている蛾の幼虫のようである。とても似た種類のオオの付かないタバコガも、同じ扱いである。

たまに、野菜作りがしたくなって、ピーマンなんかを作ったことがあるが、いざ料理しようとピーマンを切った時に中から出てくるあの幼虫が、これかなとも思うようになって来た。今度は、意識して観察してみようと思う。…………次に、自家栽培のピーマンを育てるのはいつのことやら……何気に、時間に余裕が無く忙しい。

チャオビヨトウ

9月13日に、仕事の昼休み時に散策した森で写していた蛾の名前が、先程判明したので、投稿しておくことにする。

体長2、5センチぐらいで大きくもなく小さくもない蛾だったのを覚えている。

幼虫の食草は、カナムグラとの記事をネット上で見つけたが、正しいのではと思いたい。実際、この写真の蛾が止まっているのは、カナムグラの葉である。