ナガメ

昨日、時折小雨降る中、近所の里山を一人で散策した。目的は、地元の昆虫や植物の写真を撮ることであった。

以下の小さな昆虫も、その時に出会い写真に収めたものだ。

名前は、ナガメ。漢字で書くと分かりやすく、菜亀と書き、要するに菜花に来るカメムシということである。

確かに、辺りは、アブラナ科の菜花の仲間が沢山生えていた。以下に、在来のアブラナの葉を食していた別個体の写真を載せておく。

オレンジの部分が、濃い個体もいれば、薄い個体もいるようである。

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2020年3月27日追記

10日ぐらい前に、庭掃除中に、雑草の中から現れた。一瞬、初見のカメムシかと少し期待に胸膨らませたが、写真をしっかりチェックした結果、ナガメだと分かった。

しかし、うちの庭には、菜の花の仲間はおろか、アブラナ科の野菜も植えたりはしていない。菜花が生えてる場所やアブラナ科の野菜が植わってる場所から5、60メートルを飛翔して、うちに辿り着いて越冬場所に選んだのか……どうなんであろう。

今年、我が家の庭で越冬していたナガメの写真を以下に投稿しておく。

ツユムシ

本日、時折、小雨が降る中、近所の里山を一人で散策。数種の昆虫の写真を撮ることが出来た。

そんな一枚が、以下の写真である。

ツユムシだと思う。腹部後端にカギ状の産卵管が見えるから、雌と思われる。よく見ると、後脚も片方失われている。

完全な草食性で、ヨモギやセイタカアワダチソウやアカツメクサ等の柔らかい部分を好んで食べるとの事だが、このツユムシが居た辺りには、その3種の植物は確かに生えていた。

このツユムシの仲間には、数種類居るらしく、私も近隣の市町村で、セスジツユムシなる種類にも出会っている。セスジツユムシの方が、雄の背の色が変わった部分が幅広で、全体的に、ツユムシよりも少しがっしりした印象である。あとは、前脚と中脚が、緑ではなく褐色がかっているという特徴もある。

ショウリョウバッタモドキ

本日、時折小雨降る中、近所の里山を一人で散策。目的は、地元の昆虫や植物の写真を撮ること。

そんな中で、本日最大のヒット昆虫は、以下の1匹である。

顔の方にピントが合い、身体の方はピンボケになってしまったが、さてさて、このバッタの名前を知っている人は居るであろうか?

私は、最近、このバッタをネット上のバッタ類の図鑑で知る事になり、是非とも出逢ってみたいと思っていたので、フィールドで生体に出会えた瞬間には、思わず笑みがこぼれてしまった。

変な表現だが、おそらく意識的には生まれて初めて出会った気がする。このバッタの名前は、ショウリョウバッタモドキ。

そして、フィールドでの出会い観察は、文献から得れる知識以上の発見をもたらしてくれる。このバッタは、他のバッタ達とは、かなり違った習性を持っている事が分かった。大抵のバッタ類は、危険を察知すると、大なり小なり跳躍してジャンプして逃げるか、翅を羽ばたかせて飛んで逃げるかの2パターンだと思うが、このショウリョウバッタモドキは、先ず、茎の裏側に横這いの形で隠れようとするのである。また、茎に平行に止まりジッとする事によって、茎と一体化しようとする擬態能力も高いと思った。実際の順番的には、この擬態がバレてると感じた時に、茎の裏側に、ささっと横歩きの形で隠れようとするである。

とにかく、ショウリョウバッタモドキに実際に出会えて、そのバッタとしての少し変わった習性も見れた事は、個人的には、とても大きな収穫だったと言いたい……とても興味深い昆虫の豆知識が一つ増えた瞬間だった。