ヤリタナゴ

先日の日曜日に、子供と一緒に近所の小川(水路)をガサガサ。この小川には、前々から、コイツが居そうな気がしてたんだけど、推理的中。

婚姻色の出ているヤリタナゴのオス。この手のタナゴ類の雄は、産卵の時期を迎えると、とても綺麗な色鮮やかな色彩に姿を変える種類が多いけど、ヤリタナゴも然り。突然、こんな綺麗な魚が、小川(水路)から釣れてきたら、色鮮やかな綺麗さに、ほとんど人が感動の気持ちを覚えるのではと思う。

ちなみに、このヤリタナゴは、環境省の2014年の発表では、茨城県における準絶滅危惧種に選定されている。茨城県独自の2016年の発表では、絶滅危惧Ⅱ類。1ランク深刻なランクに選定されている。

絶滅危惧Ⅱ類というのは、「人間が生息環境に目を向けずにボーッとしていると、絶滅の危険が忍び寄ってる」種とでも解釈しておけば良いのでは。

でも、現実、大半の現代人は忙しく、身近な自然環境の変化などを気にしている時間などは案外無い。こうした身近な自然からの感動や癒しの瞬間が、ボーッとしてるうちに、失われていってしまっているのは、なんか歯痒い。

取り敢えず、ヤリタナゴが産卵に使えるイシガイ等の小型の淡水2枚貝が棲息できる環境を観察・保全したいね。

それには、ちゃんとした知識を持った人達が増える事なのかな。教育って重要。学校教育も生涯教育も、もちろん一人一人の学ぶ気持ちも!

ベニカミキリ

本日のカミキリムシ。庭の芝の上に、どこからともなく飛んできたベニカミキリの成虫を写真に収める。

我が家の周りでは、よく見るカミキリムシ。そうだよね〜。成虫が好むのは、ネギの花に栗の花。幼虫が育つのは、枯れた竹の中。どちらも、我が家の周りの地域には、当たり前の光景ですね。

ヨシノボリ

本日の早朝、出勤前に近所の川をガサガサ。ヨシノボリが網に入る。同じ場所なのに、パッと見て、2タイプの種類がいるのが分かる。

黒っぽいタイプ

色の薄いタイプ

同時に採れた抱卵したメス達と比べて、体が大きいのと、頭部が大きく見えるところから、2タイプともオスなのは分かる。また、黒いタイプは、明らかな婚姻色の兆候なので、これも、この時期にオスを見分ける手掛かりになる。

では、種類は違うのかな?

おそらく、婚姻色が強く出ているか否かの違いで、同じ種類かと推理する。写真では分かりにくいけど、顔にそばかすみたいな小さは斑点がある事と、生息していた川がかなりの流速があった事、他にも水の抵抗を受けいにくいようになのか、胸ビレが(多種と比べて)こじんまりしているようにも見える気がするので、カワヨシノボリ(川蘆登り?)なのかなぁと思う。現時点で、種を断言することはやめておく事にしよう。

胸ビレの条数を数えると、カワヨシノボリか他のヨシノボリかは、確実に見分けられるようなので、今度、時間のある時にでも、やってみようかな。多分、時間はないな。現代人は、忙しい。😄