ニセウスキオビマダラメイガ  Acrobasis ochrifasciella (Yamanaka, 2006)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

背後の網にピントが合ってしまうのか、どうしてもボケない写真を撮れなかった。

大きさは、マダラメイガ亜科の蛾の特徴として、ツトガ科の蛾にしては大きいというのがあるが、この蛾も大きい方で、前翅長10ミリ弱ぐらいである。

種名は、調べるのに難航したが、虫ナビさんの紹介している種と同じにしか見えないので、ニセウスキオビマダラメイガとして紹介させて頂く。(他に、この蛾の情報は、インターネット上では、見つけられなかった。)

学名の登録年から分かるように、本当に最近、新種登録された種ということが分かる。

生息分布の方は、日本の本州のみのようである。

ネスジシラクモヨトウ 成虫  Apamea hampsoni  (Sugi, 1963)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、案外と小さく、前翅長15ミリぐらいしかなかったと思う。

種名はと言うと、ネスジシラクモヨトウだと思われる。

ネスジシラクモヨトウのネスジが何を意味するのか、私には分からないが、上の写真の個体はネスジシラクモヨトウで合っていると思う。

2年前の5月8日にもネスジシラクモヨトウの投稿をしているが、その投稿の個体達も、上の写真の個体とは雰囲気が違うが、ネスジシラクモヨトウなんだと思う。

幼虫の好む食草は、不明とのことである。

生息分布の方は、国内は、北海道から対馬含む九州まで。海外の生息分布は、済州島含む韓国からの報告があるようである。

シロスジカバマルハキバガ 成虫  Promalactis suzukiella (Matsumura, 1931) 2nd

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長7ミリ行かないぐらいであったと思う。

種名は、シロスジカバマルハキバガだと思われる。

昨年の8月の暮れにも投稿しているが、今回の方が大きな写真が撮れたと思うので、再投稿している。

そっくりな種が複数種いるが、内横線が背の中央で途切れているのは、本種の特徴らしい。

幼虫の食草は、突き止められていないらしい。

生息分布の方は、国内は、本州以南、屋久島辺りまで生息しているようである。海外の生息分布は、朝鮮半島南部、台湾、中国の東岸の一部。そして興味深いのは、アメリカ合衆国の東海岸から中央の平原地帯まで、侵略的に拡がっているところであろうか。