ヤマトニジュウシトリバ? 成虫 Alucita japonica (Matsumura, 1931) 2

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長7ミリぐらいだったと思う。

撮った写真で見ると、ゴールドに見えるが、肉眼で見ていた時は、グレー色の強い蛾に見えていた。

そして、我家の外灯下で時々出会うマダラニジュウシトリバ(旧名:ニジュウシトリバ)とは、一瞬で違うと感じた。違う点は、後翅の産毛の部分にハッキリした紋様がないことと、写真では分からないが、色合いが灰色っぽいところである。

この点を注目点に調べていくと、ヤマトニジュウシトリバという蛾なのではないかと思っている。

このヤマトニジュウシトリバの生息分布は、国内は、北海道から九州近海まで。海外は、学名にjaponicaと付いている事と関係あるのか、ちょっと簡単には、生息の情報を見つけられなかった。

幼虫の食草は、知られていないとのことである。

ちなみに、同じ日に我家の外灯下に来ていたヤマトニジュウシトリバの画像を以下に貼り付けておく。

クロナガカメムシ? Drymus marginatus (Distant, 1883)

昨晩、我家の外灯下に来ていたカメムシである。

大きさは、体長1センチ弱ぐらいだったであろうか。

ネット上の画像と照合すると、クロナガカメムシという種に近いと思うのだが、なにせ、クロナガカメムシの投稿は、思いの外少ないので、同定に自信を持てるほどの情報を集められていないと感じているのも本音である。

ただ、このカメムシと似ているDrymus Fieber, 1861属のカメムシが、ヨーロッパ全土に濃く生息していて、北米大陸にもそれなりに生息しており、日本や韓国からも生息報告が上がっている感じである。

そういう点からも、クロナガカメムシDrymus marginatus (Distant, 1883)という種は、Drymus (Fieber, 1861)属の中で、どういう位置付けのカメムシなのであろうとの好奇心が芽生える。

そもそもカメムシって、世界のどの辺に起源がある昆虫なのか気になり始めた。

イラガ 成虫 Monema flavescens Walker, 1855

二日目に、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、全翅長15ミリぐらいだったであろうか。

イラガ科の蛾だろうなとの予測はつき調べたところ、イラガの成虫だと分かった。

それなら投稿済みであろうと、過去の投稿を調べると、イラガの幼虫の投稿はあったものの、成虫の投稿は未投稿のようであった。

幼虫の食草は、柿に始まり幅広い。

イラガの生息分布は、国内は、北海道から九州近海まで。海外は、ロシア沿海州、朝鮮半島、中国東部全般に生息しているようである。