オカモトトゲエダシャク 幼虫  Apochima juglansiaria (Graeser, 1889)

昨日、庭の掃除中に、フジの樹をバサバサ切っていた際に降って来た。

右の方が頭部である。

なんとなく心当たりがあったので、その種名で検索したところ、ドンピシャであった。

種名は、オカモトトゲエダシャク。

幼虫の食草は、多岐に及ぶみたいである。

刺激を与えられた幼虫は、丸まると書いてあったが、実際にそうであった写真を以下に。

鳥の糞に擬態しているのは、よくあるパターンである。

エグリヅマエダシャク 成虫 春型 Odontopera arida arida (Butler, 1878)

本日、偶然、この蛾が休んでいるところを発見。写真に撮った。

大きさは、前翅長で25ミリは有りそう。前翅後端のえぐられ具合が、スタイリッシュに感じる蛾であったが、シャクガの仲間だとは思わなかった。

てっきり、ヤガ科のキリガの仲間を当たってしまった。

種名は、シャクガ科エダシャク亜科に属するエグリヅマエダシャク。

幼虫の食草は、広範囲にオッケーのようである。

過去の投稿を振り返ったら、昨年の11月10日に既投稿(エグリヅマエダシャク 秋型)であったが、その際の個体は息絶え絶えのボロボロの姿なので、再度、エグリヅマエダシャクの春型として、投稿してみた。

生息域は、国内では、本州以南、南西諸島まで。国外の生息域は、パッと簡単には辿り着かなかった。

ウスグロナミエダシャク 成虫 Phanerothyris sinearia noctivolans (Butler, 1881)

本日、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、開帳で3センチちょっとといったところだったと思う。

遠目にも初めて見るシャクガの気がしていたが、調べたところ、未投稿のウスグロナミエダシャクと判明。

幼虫の食草は、クルミである。近所で、クルミが生えている場所って言ったら、我家ぐらいしか思い当たらない。我家のクルミの木で育って来た蛾なのかなぁ。

この蛾の生息域は、国内では、北海道から九州まで。海外では、ロシア南東部、中国北東部、朝鮮半島辺りにも生息していると思われる。