ケブカクチブトゾウムシ Lepidepistomodes fumosus 1

4週間ぐらい前の写真になってしまうが、5月半ばに近隣で写していた小さなゾウムシの投稿をしようと思う。

大きさは、体長6ミリぐらいのゾウムシだったと思う。現場でも、極小というイメージではなかった。

種名を調べたところ、カシワクチブトゾウムシと落ち着きそうだったが、近似種にケブカクチブトゾウムシという種がいる事を偶然知った。そして、上の写真を指で伸ばして見て貰えば分かるのだが、上翅に毛が生えているのである。では、ほぼ同サイズのカシワクチブトゾウムシはと言うと、私がネット上の画像を見る限り、毛が生えていないのである。

となると、上の写真の個体達は、ケブカクチブトゾウムシなのかなと思った。

さて、ケブカクチブトゾウムシも、カシワクチブトゾウムシも、ブナ科のクヌギやコナラ等に集まって来るゾウムシのようである。

実際のところ、このゾウムシがいた場所の横は斜面になっていて、頭上には人為的に植えられたクヌギやクリ(?)が沢山ある場所である。

最後に、以上の2種より、少し小さいコカシワクチブトゾウムシという種も、過去に投稿済みなので、良かったら、そちらもご覧ください。

オオアオゾウムシ Chlorophanus grandis 2

我家の庭で時々見かけるゾウムシの一種である。

大きさは、体長15ミリぐらいあって、決して小さなゾウムシではない。

名前はオオアオゾウムシ。

色合いは綺麗なんだが、産毛が濃いのか、決して煌びやかな輝きのある身体ではない。上の写真は、綺麗に撮れた方だと思う。

幼虫は潜根性の習性があり、成虫はブナ科の樹木に集まるようである。今回見つけたのは、クルミ科のペカンかヒッコリーの葉裏にいた気がする。