マダラフクログモ? 雌 Clubiona deletrix O. Pickard-Cambridge, 1885

かなり時が過ぎてしまったが、本年の4月の頭に写真に撮っていたクモの名前が分かったかなと思うので、投稿してみる。

大きさは、正直覚えていないのだが、この色合いがメスのもので、マダラフクログモの雌の平均サイズが7ミリ弱ぐらいだとすると、そんなもんだったのであろうと、無責任な言い方になるのをお許し頂きたい。

フクログモというだけあって、巣が袋みたいになっているんだと思われる。

さて、このマダラフクログモの生息分布は、本州と九州に生息しているようである。海外の生息報告は、中国の東南部の広州の沿岸部と、北の長江河口の蘇州(上海)の辺りから上がっている。

メガネドヨウグモ 雌 Metleucauge yunohamensis (Bösenberg & Strand, 1906).

少し日が経ったが、4月半ばに近隣で見かけて写真に撮っていた蜘蛛である。

大きさは、体長で12ミリぐらいであったのではなかろうか。

調べたら、直ぐに、メガネドヨウグモと判明。写真の個体は、大きさ的に雌だと思われる。

じっくり観察しようと思ったら、急に脚をピンと伸ばしたのだが、この行為の意味は何なのであろう?

さて、このメガネドヨウグモの生息分布は、国内は、北海道から九州まで。海外の分布は、韓国(おそらく北朝鮮にも)には生息しているようである。

ヤドカリグモ 雄? Thanatus miniaceus (Simon, 1880.)

数日前に近隣で見かけた小さな徘徊性のクモである。

大きさは、体長で5ミリぐらいだったと思う。

種名は、エビグモ科のヤドカリグモだと思う。

決めては、腹部上面の長い菱形の紋様である。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外は、韓国からの生息報告が上がっているようである。