ヤエンオニグモ 雌 Araneus macacus (Uyemura 1961)

1週間ほど前に、我家の庭で見かけたオニグモである。

大きさは、大きく、体長で17ミリぐらいはあったと思う。

驚いて、身体を固めた姿を以下に。

この体勢は、何のための体勢なんであろうか?

さて、種名は、ヤエンオニグモ。

種名の由来は、最初の採集地である東京都八王子市の野猿峠から来ているとのことである。

上の写真の個体は、大きさ的に雌と思われる。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州まで。海外の生息分布は、ロシア沿海州南部にも生息しているようである。

ヤマトガケジグモ Titanocea albofasiata (STRAND. 1907)

最近、近隣で見かけた小さなクモである。

正確な大きさは、忘れてしまった。ただ、ネット上の情報を拾うと、体長6ミリ前後ぐらいの蜘蛛であることが分かる。

ガケジグモ科に属するクモである。

生息分布は、国内は、本州以南、九州まで。海外の生息分布は、このクモの学名では、全くヒットして来なかった。

スジシャコグモ Tibellus oblongus (Franganillo, 1926)

我家の外灯下に来るクモである。

大きさは、脚を含めない体長で10ミリぐらいである。

種名は、エビグモ科に属するスジシャコグモと分かった。昨年の5月にも同じようなクモの投稿をしていることに気が付き、確認した。その時は、シャコグモとして投稿しているが、そちらも今見返せば、スジシャコグモだと分かる。

さて、このスジシャコグモの生息分布は、北海道、本州の東日本側……そして、四国と九州は、高地に生息している。一方、シャコグモの方は、反対に暖かい地域に生息しているクモである。

地球温暖化傾向の中、ゆくゆくは、平地の我が家の周りから姿を消してゆくクモかもしれない。