シモフリヤチグモ? Iwogumoa insidiosa (L.Koch, 1878) or Iwogumoa insidiosus(L.Koch,1878).

ちょうど1週間ぐらい前に、近隣で見かけて写真に撮っていたクモである。

大きさは案外と大きくて、体長で10ミリぐらいあった。

種名は、調べたところ、外見的には、シモフリヤチグモという種が似ているなと思った。

さて、上の写真の個体を、シモフリヤチグモとして話を進めると、シモフリヤチグモの生息分布は、国内は、北海道から九州まで。海外の生息分布は、ちょっと分からなかった。

シロスジショウジョウグモ 赤色型 Hypsosinga sanguinea (C. Koch 1844)

約1週間前に、近隣で見かけて写真に撮っていた小さなクモである。

赤いダニに寄生されているのが見てとれる。

大きさは、体長4ミリぐらい。

種名は、シロスジショウジョウグモ。色合いや紋様の変異が大きい種で、上の写真の個体は赤色型と呼ばれているようである。

このシロスジショウジョウグモの生息分布は、国内は、日本全土にいるとのことである。海外は、近くは、韓国にはいるようである。そして、遠く離れた西ヨーロッパは北から南まで、広範囲に生息しているクモだということが分かった。

コシロカネグモ 雌 Leucauge subblanda (Bösenberg & Strand 1906)

数日前に我家の外灯下で見かけたクモの一種である。

よく見ると、1番後ろの脚の付け根付近に長毛が生えているが、これが、この蜘蛛だけの特徴なのか、今後見極めていきたい。

大きさは、体長10ミリぐらいではなかったかと思う。

我家の定番グモのひとつであるアシナガグモかと思ったが、よく見て初めて腹部の紋様が違うことに気が付いたぐらいなので、アシナガグモよりは少しふっくらしていて、サイズも全体的な雰囲気も似ている印象のクモの気がした。

種名は、コシロカネグモだと思う。同じような仲間に、オオシロカネグモやチュウガタシロカネグモがいるが、上の写真の個体は、コシロカネグモだと思う。

上の写真の個体が雌だと断言しているのは、雄は腹部より頭部の方がバランス的に大きく、おまけにもっと赤味のある色をしているからである。

さて、このコシロカネグモの生息分布は、国内は、北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外は、朝鮮半島とロシア沿海州南部に生息しているようである。