ミツオビキンアツバ 成虫

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

一見して、下唇髭が後方に反り返っているのが確認出来、ヤガ科クルマアツバ亜科の蛾であろうとの予測が立ったが、大きさの方は、クルマアツバ亜科の蛾にしては小さく、前翅長1センチ弱ぐらいだったと思う。

調べたところ、直ぐに種名は、ミツオビキンアツバと判明。

幼虫の食草は、蘚類。所謂、コケである。

カギモンハナオイアツバ 成虫

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で13ミリぐらいだったと思う。とても、紋様がクッキリしていて、図鑑的なものでも過去に見た覚えがあった。

早速、種を調べてみると、カギモンハナオイアツバと判明。

ただ、幼虫の食草は突き止められておらず、この蛾が、河川敷のオギやヨシ原で見かけられる蛾とのことであった。我が家から所謂河川というものまでは、近くても1キロぐらいあるが、一体どの辺りで育ったものが、我家の外灯まで辿り着いたのであろうと興味が湧く。

このカギモンハナオイアツバは、群馬県が絶滅危惧Ⅱ類、他に五つの都道府県が準絶滅危惧種に指定しており、環境省のレッドデータでも準絶滅危惧種に指定されている。

環境省のレッドデータで、準絶滅危惧種に指定されているぐらいだと、結構レアな種なイメージがあるが、本日は、そんなレア種に出会えた幸運な1日だったのかもしれない。

シラナミアツバ? 成虫 

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、前翅長で1センチぐらい。この手の正三角形に近く見えるアツバの類にしては少し小さめと感じた。

種名を調べていて、紋様的には、シラナミアツバが似ているなと思った。

ちなみに、シラナミアツバの特徴として、色合い的には茶黄色の他の類似種と異なり灰色感が強いと書いてある情報が多かった。この写真の強力な光源が黄色っぽく温かみを出してしまっているが、光源無しの実際の色合いは、もっと青グレーであったのは記憶にある。

また、殆ど誰も言及していなかった気がするが、このシラナミアツバと思しき蛾の特徴として、個人的には、前翅外縁の三つの尖りのうちの大外と真ん中を結ぶラインが内側に湾曲している事に気が付いている。これも、この蛾の特徴なのではと思っている。

幼虫の食草は、枯葉との事である。同じような紋様のパターン配置を持ち、名前も似ているオオシラナミアツバは、我家の外灯下では定番となっている蛾である事を、一応、書いておく。