クロテンハイイロコケガ 成虫 Eugoa grisea (Butler, 1877)2

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、前翅長13ミリぐらいだった。

種名は、クロテンハイイロコケガ。

昨年の8月にも投稿済みの種であるが、なんかこの蛾の種名を言い当てているような灰色の個体の写真が撮れたので、再投稿している。

幼虫の食草は、名前にコケガと付くぐらいで、地衣類とのことである。

GBIFのオープンソースを眺めたところ、この蛾は、日本(北海道除く)にも韓国にもいるが、台湾にも多い蛾のようである。

コケガの仲間には、何処かしらにオレンジ色の要素が入っている蛾が多いが、そういう意味では、私の目には、この蛾は、新鮮に映った。

ハガタキコケガ 成虫 Miltochrista calamina Butler, 1877

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長12ミリぐらいだったと思う。

種名は、ハガタキコケガ。

コケガと名に付くぐらいなので、幼虫の食草は地衣類。

初投稿ではないのだが、前回の投稿時よりアップで良い写真が撮れたと思うので、再投稿してみた。

ところで、GBIF(地球規模生物多様性情報機構)のオープンソースを参照に、私は最近、昆虫の世界分布状況を眺めているのだが、本種の学名であるMiltochrista calamina Butler, 1877 で出てくる蛾の画像は、本種と同一には見えないのである。所謂この蛾の中央横線に当たる歯型の部分がない個体達である。

同一種の中での個体変異が地域的に起きている蛾なのであろうか。

最後に、上の写真は光源を当てて撮ったものだが、光を抑えると以下のような色合いに写る。同じ個体でも、印象は少し変わる。

ゴマダラキコケガ 成虫 Stigmatophora leacrita (Swinhoe, 1894)

最近、近隣でこの蛾を見かけ写真に撮っていた。近隣でたまに見かける蛾であり、2年前の6月3日に投稿済みの種ではある。

大きさは、前翅長13ミリぐらいだったと思う。

種名は、ゴマダラキコケガ。幼虫の食草は、地衣類。

生息域は、ロシア/中国の東部から朝鮮半島を経て日本までである。