ツマトビキエダシャク 成虫 Bizia aexaria (Walker, 1860)2

最近、近隣で、この蛾を見かけて写真に撮っていた。

大きさは、前翅長で22ミリぐらいあった。ゆえに、大きめの蛾だなと感じたのが、現場での感想だった。

種名を調べたところ、ツマトビキエダシャクという種だと分かった。そして、過去の投稿を確認すると、既に投稿済みであった。

しかし、明らかに、過去の投稿の同種は小さいサイズである。年2化である事は知られているが、今回の今シーズン1回目の羽化の個体と比べると、秋に現れる2回目の羽化の個体は、そんなにもサイズに差が出るということなのであろうか?

ちなみに、幼虫の食草は、クワ科のクワを筆頭に、案外、色々な樹木の葉を食べれるようである。

ナミガタエダシャク 成虫 Heterarmia charon charon (Butler, 1878) 2

たまに、我家の外灯下に来ている蛾である。

大きさは、開張で4センチぐらいである。エダシャクの世界の中の中ぐらいの大きさかもしれない。印象としては、上翅がスッキリ細っそりしている。色が薄めで、グレーというよりゴールド感もある。そんなところであろうか。

上の写真は、後翅の紋様がハッキリ出ておらず、この蛾のサンプルとしては、決して分かりやすいとは思わないが、ナミガタエダシャクだと思う。

上翅の後縁(内側)に沿って外横線の上と外横線の下にゴールドもくすみが見えたら、ナミガタエダシャクみたいに、現在の私は見分けている。

幼虫は、落葉樹の樹木なら、何でも行けそうな広食性の蛾のようである。

我家の外灯下にも、今年も既に数回来てくれているエダシャクである。

カギシロスジアオシャク 成虫 Geometra dieckmanni Graeser, 1889 1

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で21ミリぐらいだった。

アオシャク亜科の蛾にしては、貫禄十分。

調べたところ、種名は、カギシロスジアオシャクかと思われる。

翅が一部擦れているのは、犯人は私である。私が庭の暗闇で見つけ、この外灯下まで、指で摘んで移動させたからである。綺麗な身体を傷つけてしまった事を後悔するような美しい風貌である。

暗闇で、地面に寝っ転がりながら撮った写真を以下に。

この時はまだ翅に傷はない。

さて、幼虫の食草は、ブナ科のクヌギやコナラやクリとの事である。独特の幼虫の画像も、ネット上で見たのだが、なんか見覚えがある。過去の写真をチェックしてみようと思う。