最近、近隣で、このジョウカイボンの一種を見かけて、写真に撮っていた。
体長13ミリぐらいだったのではないだろうか。少し離れた小川沿いでは、極々一般的なジョウカイボンが、かなりの数飛び回っていたので、一瞬、また同じジョウカイボンかとスルーしそうであったが、「大きさが小さいぞ」と気になった。
そこで、写真だけは撮っておくかと、撮ったのは良いものの、ちょこまか動き回る被写体にピントが会わなかった模様である。
現場では、色合いがジョウカイボンに似ていると思ったが、改めて、写真で見返すと、脚部の雰囲気を始め、幾つかの箇所に違いを感じる。最大の違いは、勿論、大きさであるが…。
こうした特徴を加味して、似た種を探すと、マルムネジョウカイという種が近いと感じた。
ただ、マルムネジョウカイは、西日本のジョウカイボンであり、東日本には、ヒガシマルムネジョウカイという種がいる事を知った。しかし、ネット上のヒガシマルムネジョウカイの写真を見る限り、脚部が全部黒い個体ばかりである。こうなって来ると、上の写真の個体は違う。
取り敢えず、「マルムネジョウカイ?」というタイトルで投稿させて貰った。