モンチビツトガ 成虫

先週の土曜日に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

多分、種名はこれだろうという目星が付いたので投稿してみる。

嘴の感じからツトガ科の蛾だろうと予測は付いたが、同じような姿形のツトガ科ノメイガ亜科の仲間達と比べると、サイズが半分近く小さい。ツトガ科ツトガ亜科の蛾達よりは、若干小さいぐらいだが、今度は止まった時の横幅がある。

大きさ的には、前翅長8ミリぐらいだったと思う。正直、小さいなと思った。

そして、この大きさでこの雰囲気の蛾がツトガ科のツトガ亜科に、チビツトガとモンチビツトガという2種居るのは、何となく知識が付いていたのだが、上の写真の個体は、モンチビツトガの方かなと思う。根拠は、内横線が、前縁に向かって、グイッと曲がり上がっているところであろうか。

チビツトガ、モンチビツトガ共に、幼虫の食草は知られていないとの事である。我家の外灯下でも、初めて見た蛾でもある。

ホソスジツトガ 成虫

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、体長で1センチぐらい。ちなみに、隣に一部写っているのは、スジキリヨトウ。

触角を背負っていて、この大きさなら、ツトガ科の蛾かと予想して、ツトガ科を当たると、直ぐにホソスジツトガがヒットしてきた。

幼虫の食草は知られていないとの事である。

シロツトガ(成虫)(つくば市中部)

9月の前半、仕事先で昼休みに、ウォーキングがてらに草むらを歩いていると、あちらこちらから、シロオビノメイガが飛び立つのを目撃していた。その中に、同サイズの違う種類の蛾が数種類混じっている事には気が付いていた。

そんな小さな蛾の(大?)発生の中で、シロオビノメイガに次いで、次に数が多く感じていたのは、以下の写真の蛾であった。

シロツトガだと思う。かなり似た種類に、マエキツトガという若干前足が明らかに褐色をした蛾も居るが、シロツトガだと思う理由は、このシロツトガの幼虫の一般的な生態に根拠がある。

シロツトガの幼虫は、水辺に生えるガマ類の茎に産卵された後、茎の中を食害する形で成長するとのことである。

この蛾が沢山いる辺りから15〜30メートル離れたところには、護岸された池が有り、確かにガマの類が生えている。

こういった種の断定や警察の初動捜査では、よく知られた事実や先入観にとらわれすぎると、本質を見失う危険性も重々あるが、今回のシロツトガの生息場所とガマの存在は、繋がりが有ると思いたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2021年5月29日追記

上の写真を撮った同じ場所で、数日前に、同じ種の蛾の写真を撮ったと思うので、投稿してみる。

こうなると、上の写真も、シロツトガであっているのかな。