ネコハエトリ?

最近、近隣で見かけて写真に撮っていた。

ハエトリグモの仲間とは分かるが、雄と雌で紋様が違ったり、そもそも種の中での色彩の個体変異も大きく、オマケに幼体と成体の色彩の雰囲気がガラッと変わることの多い蜘蛛の世界で、種名に辿り着けるであろうか。

大きさは、体長で1センチ弱ぐらいだったと思う。少し前の写真なので、実際は覚えていないのだが、写真に私の指も写っていたので、そこから蜘蛛のサイズはアバウトに割り出してみた。

さて、ハエトリグモの仲間を当たると、ネコハエトリの雌が有力候補なのだが、正しいであろうか?

この写真の個体を雌と断定したのは、頭胸部よりも腹部の方が大きいところからだが、こちらの断定方法も、正直自信が無いことを認める。

カタオカハエトリ

最近、近隣で、このクモを見つけ写真に撮っていた。

肉眼では、ハッキリと蜘蛛と認識できなかったが、オレンジ色の鮮やかな脚に惹かれて、写真は撮りたいとの気にさせてくれた。

大きさは、とても小さかった。脚を入れても、5ミリぐらいではなかったであろうか。近くに写っている蟻と比べれば、その小ささが分かってもらえるはずである。

“オレンジ色の脚のクモ“で調べたところ、幾つかのオレンジ色の脚をした蜘蛛がヒットして来る中、カタオカハエトリというハエトリグモが、写真の個体と同じであるとの結論に至った。

オレンジ色の鮮やかな脚のせいか、人気のハエトリグモらしい。ハエトリグモの世界に人気度がある事にも驚いた。

ちなみに写真の個体は雄であり、雌は地味目の色の脚との事である。

マミジロハエトリ 雌

最近、近隣で、このハエトリグモを見かけたのだが、大きなハエトリグモだなというのが第一印象であった。

大きさは、1センチ弱ぐらいあったような印象を持った。実際は、8ミリぐらいなんだと思う。

そして、この大きさから、直ぐに種に辿り着けると思ったのだが、これが、なかなか手こずった。

結局、マミジロハエトリの雌だと知ったのだが、マミジロハエトリ自体は、近隣近所で、本当によく見かけるハエトリグモである。マミジロの所以は、頭部が白い眉のように一直線に見えるところから来ているのだが、上の写真の個体にそれは見て取れない。

要は、雄にはマミジロハエトリの名前はしっくり来るが、雌には当てはまらない気がする。また、大きさも紋様も、雄と雌で随分違いがあるなと感じた。

よく見かけるハエトリグモなので、雌の良い写真が撮れたら、写真をアップロードしようと思う。

ハエトリグモに関して、良い知識が増えた貴重なる1日となった。