ナシモンキマダラハナバチ? 雄? Nomada pyrifera (Cockerell 1918)

最近、近隣で見かけて写真に撮っていた小さなハナバチである。

大きさは、体長8ミリぐらいで、とても小さい。肉眼では、赤茶色の凄い小さなハナバチぐらいしか認識できなかったが、腹部の横にある大きなレモンイエローの紋は、種を特定する上で、大きなアドバンテージになるとは思った。

調べたところ、ナシモンキマダラハナバチではないかなと思った。タイトルに雄?を入れた理由は、雄は黒っぽいとの情報を読んだからである。

幼虫に関しては、どうもキマダラハナバチ亜科に属する種は、もっと大きなハナバチの幼虫に寄生する習性があるようである。

国内の生息分布は、本州、四国、九州。海外の生息分布は、ちょっと調べてみたが、分からなかった。

ちなみに、同時期に、少しだけ大きく似たような雰囲気のダイミョウキマダラハナバチという種も、近隣の自然下では普通に目にする事が出来る。

ニホンコシアカハバチ? 成虫 Siobla japonica Shinohara, Wei & Niu, 2013

最近、近隣で見かけて写真に撮っていたハバチの仲間である。

まさに、旬なのかいっぱい飛んでいる。そして、警戒心が薄いのか、スマホを近付けても、あまり逃げないので写真は撮り放題。

大きさは、体長で13ミリぐらいから17ミリぐらいの幅がある。

種名は、ニホンコシアカハバチかなと思うのだが、どうなのであろう?

他のコシアカハバチと違い、触角が黒一色の特徴に自力で気が付け、調べを進めていたら、YouTube内で川上教授のおもしろ理科チャンネルにコシアカハバチの見分け方という投稿があり、触角が黒いのはニホンコシアカハバチとの解説がされていた。

学名の登録が2013年と新種登録されたのは最近だが、うちの近所には今いっぱいいるみたいである。

和名から、また学名にあるjaponica から類推して、おそらく日本(本州?)にしか生息していないと思いたい。

オナガコバチの一種 Torymidae-family

昨晩、我家の外灯下に来ていたとても小さな寄生蜂の一種である。寄生バチと分かるのは、木の内部とかに潜んでいる各種幼虫達に届きそうな長い産卵管が見てとれるからである。

大きさはとても小さく、産卵管や触角の長さを入れないと、4ミリぐらいしかないと思う。とにかく、この寄生バチが目を惹くのは、その緑色の金属光沢を持っている点だと思う。

我家の外灯下では、毎年この時期に見ることの出来るオナガバチの一種であるが、種名も確立されていないという事である。

少なくとも、何の幼虫をメインに寄生しているハチなのか突き止めたいものである。